台北で美味しいものを食べるには「わたしのすきな台湾案内」とグーグルマップがあればいい

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今回は台湾に9日滞在していましたが、1つだけ課題を持って訪台しました。それは「小籠包以外で美味しいお店を探す」ということでした。人を案内するのに小籠包のお店ばかりでは、案内された側もちょっと残念ですよね。

台湾の魅力は小籠包だけではなく、ローカルな食べ物もかなり美味しいのですが、わたしは手持ちのカードがほとんど小籠包でした。それに朝ごはんのお店が2つくらい。

もっと多くのお店を知りたいと思って台湾に向かいましたが、勘だけで美味しいお店を探すのは効率がよくありません。そこで頼ったのが、エッセイストの柳沢小実さんが出している「わたしのすきな台湾案内」でした。

昨年、台南に行くのに購入した1冊でしたが、台湾のお店もたくさん紹介されていましたので、今回はこのガイド本に記載されているお店をベースにめぐりました。

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「わたしのすきな台湾案内」を活用した理由はシンプルです。柳沢小実さんが美味しいと感じるものは、わたしも美味しいと感じるからです。味覚というのは個性があり、それぞれに料理に対する感じ方は違います。

ですので、有名人や食通と呼ばれる人のガイド本であっても、必ずしも自分の好みに合うとは限りません。例えば小籠包といえば鼎泰豐(ディンタイフォン)が有名ですが、わたしは特別に美味しいとは感じず「普通に美味しい」くらい。

でも、人によっては「鼎泰豐が1番」なわけです。それは誰の味覚が優れているかという問題ではなく、個性のようなものであり、幼少期にどのような食べ物を食べてきたかによっても変わります。

だから、ガイド本を使うときは、同じ「美味しい」を共有できる人のものを選ぶ必要があります。もっとも最初は買ってみないと分からないわけですが。わたしは柳沢小実さんの味覚はすでに信用できる状態だったので、どっぷり活用してみたわけです。

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忠南飯館
田園
陸光小館
無名鹹粥
祥記純糖麻糬
傳統之最豆花堂
一心水餃

台北で行けたのはこの7店ですが、いずでも驚くような美味しさです。台北はもう「美味しい」くらいでは驚きません。きっと原材料の質が日本とは違うんだと思います。肉も野菜も素材の味がしっかりしています。

日本の食材は、生産性や日持ちを重視するからか、味が淡白なものが多いように感じます。 でも台湾の食材は卵ひとつでも主張してきます。だから、何を食べても美味しいのですが、慣れというのはおそろしいものです。

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何度も台湾を訪れていると美味しい程度では驚かないわけです。「おぉ」となるようなお店に行かないと、ちょっと損した気分にもなります。でも、上記のお店は驚きの連続でした。

味覚は人それぞれではありますが、台湾で小籠包以外の美味しいものを食べたければ、わたしのすきな台湾案内」は食のバイブルになるかもしれません。

どのお店もローカルな人たちが愛しているお店なので、日本人客が増えないで欲しいなと思いながらも、本物の台湾料理を食べてもらいたいところですし、何よりもこのブログの影響力の小ささであれば。

ちなみに、この本では花蓮のお店は紹介されていません。台北でも必ずしも掲載店に行けるわけではありませんので、わたしなりの方法で美味しいお店を探しました。

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これは誰でも簡単にできる方法で、単純にグーグルマップ上で食べたい料理の名前を入れて検索するだけです。例えば「豆花」と入れて検索すれば、近くにある豆花のお店が地図上に表示されます。

それぞれのお店に点数がついているので、それを参考にしてお店を選ぶだけです。台湾であれば4.5以上ならまず間違いなく、4以上でもハズレを引くことはまずありません。

今回はまさに豆花を食べたくなったときに使いました。豆花は台湾のどの街にもありますが、お店ごとにクオリティがまったく違います。限られた回数しか食べられませんので、こういう口コミ情報はかなり重宝しました。

ただ、ときには直感も重視します。花蓮では「わたしのすきな台湾案内」が使えませんでしたので、グーグルマップとネット上の情報でお店選びをしました。マラソン前夜もケーキを食べようということでグーグルマップでカフェを検索しました。

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目的のお店は小さな交差点の一角にありましたが、その窓から見える他の3角のお店はどれも美味しそうな雰囲気がただよっています。一応グーグルマップで確認はしましたが、その直感どおりにいずれもハイクオリティなお店でした。

台北でも、「わたしのすきな台湾案内」に掲載されているカフェを探していたところ、どうやら定休日らしかったのですが、その近くにあった目を引くお店に入ったら、絶品ケーキが提供されました。

直感だけで美味しいお店を探せたときはやっぱり嬉しいです。上記の祥記純糖麻糬も最初は予定に入ってなかったのですが、「ここには何かある」と思って最終日の夜に行ってみました。

するとそこには超ローカルな夜市「延三夜市」がありました。

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延三夜市は台湾に住んでいる人でもない限り、存在すら知らないような夜市ですが、地元の人たちにとっては生活になくてはならない日常使いの夜市でした。ちょっと信じられないくらいのお店の数。

食いしん坊のアンテナがきちんと反応して、そこに美味しいものが集まっているともうテンションが最高潮です。もはや士林夜市に行く理由がひとつも見当たりません。

こんなふうに、これはと思えるガイド本1冊(わたしの場合は「わたしのすきな台湾案内」)とグーグルマップ、そして直感を駆使すれば台湾ではローカルな美味しいものに出会うことができます。

ちょっと荷物になるかもしれませんが、ガイド本はデジタルではなく紙媒体がおすすめです。ぜひ本屋さんやAmazonで自分好みのガイド本を見つけて、旅のおともしにしてください。

今日の1枚

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台北の路地裏 「路地裏に名店あり」は日本も台湾も同じ


わたしのすきな台湾案内 ~台北、台北近郊。台中、台南、高雄にも足をのばして~
著者:柳沢 小実
楽天ブックス:わたしのすきな台湾案内 台北、台北近郊。台中、台南、高雄にも足をのばして [ 柳沢小実 ]