土用の丑の日に行きたいお店、静岡の三島「すみの坊富田町店」

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来週の月曜日は土用の丑の日がやってきます。土用の丑の日に鰻を食べようと言い始めたのは平賀源内という説が最も有名だ。そもそも丑の日には『う』のつくものを食べると言う習慣があり、夏に売れない鰻をなんとか売るために鰻屋さんが平賀源内に相談に行ったところ、鰻も『う』なんだから「本日丑の日」と書いて店先に貼りだしたら大当たりしたとか。他にも諸説あるので本当かどうかはわからない。本当かどうかというかよく間違うのは鰻の旬。鰻の旬は夏じゃなくて秋なんだとか。もっとも養殖ウナギだと旬なんて存在しないらしいけど。

さて、その鰻だけど驚くような高値になっているのだとか。吉野家でさえうな丼が680円で、すき家のうな丼は780円だ。そんなに高くないと思う?牛丼が280円で食べられるのに?いや、鰻の高騰の例にチェーン店を出すことが間違っていた。でも、おいらが思うにチェーン店やコンビニが土用の丑の日を乱用したから鰻の稚魚が減ってしまったんじゃないかと思っている。

前振りが長くなりすぎた。そんな絶賛高騰中の鰻だけど、都内で食べるよりも安い値段でしかも美味しい鰻を食べることができる場所がある。新幹線を使えば東京から1時間弱で行けてしまう。箱根の山の向こう側にある三島だ。三島の名物が鰻であることを知らない人が意外と多い。鰻といえば浜名湖だろうと思うかもしれないけど、浜名湖と三島は肩を並べるレベルで鰻が美味しい土地なのだ。

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そんな三島には鰻の名店がたくさんあります。周辺に住む人たちは「◯◯のタレは甘すぎる」だとか「△△は焼きがイマイチ」だとかそれぞれに好みが分かれて結構面白い。1年弱だけどおいらも三島のお隣の清水町に住んでいたので、好みの鰻屋さんがあります。今日紹介するのは以前にも何度か紹介した「すみの坊富田町店」。ここは鰻専門店ではありません。エビフライの定食もあるし、ステーキ膳なんかもある。そして、おいらが世界一おいしいと思っている親子丼があった(先週行ったら親子丼が廃止されてた)。

もちろん、このご時世なので「すみの坊富田町店」でも鰻は値上げしている。うな丼で2300円ぐらいだったかな。以前は2000円以下で食べれていたはずだ。それでもおそらく都内の4000円以上する鰻よりもはるかに美味しい。都内でも2000円ちょっと出せば鰻を食べることは出来るけど、舌が三島基準になるとその値段では満足する味に出会えることはそうそうない。

三島の鰻は富士山の湧水で身を締められているのがポイントです。ちなみに三島は鰻の産地ではなく、国産の鰻を買ってきて湧水にかえすのだとか。「すみの坊富田町店」の鰻は確か鹿児島産だったかな。

「すみの坊富田町店」は鰻専門店じゃないと書きましたが、実は元は鰻屋なんです。しかも三島の名店「本町うなよし」の出している食事処がすみの坊で、実は最近その「本町うなよし」は「本町すみの坊」に名前が変わったらしい。じゃあ「本町すみの坊」を勧めろよと思うかもしれないけど、違うんだ。言葉では説明しにくいお店の雰囲気とか、鰻以外も超絶に美味しいことも、全部含めておいらは「すみの坊富田町店」が好きなのだ。

ただ、この「すみの坊富田町店」は場所が少しむずかしいところにある。徒歩では行けなくはないけど三島駅から徒歩の範囲ではない。その代わり、お店が混んでいてもわりとすぐに入れるというメリットがある。車で三島に行くようなことがあればぜひ行ってみてほしい。

ちなみに三嶋大社前に「すみの坊大社前店」がある。こちらはわりと軽い感じの食事処でもちろん鰻も食べられる。そして何よりも、世界一の親子丼がここにはある。お手軽に美味しいものを楽しみたい人はこちらをどうぞ。

すみの坊:http://www.suminobo.jp/

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