10㎞までしか走れない現状をいい経験に変えていくための考え方

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昨日はラン仲間と少しだけスピードを上げて走ってみました。問題なく走ることができます。

10㎞までなら。

10㎞しか走っていませんが、それくらいで背中に張りを感じ始めたので、きっとそれ以上はまだ無理なのでしょう。今朝起きたときには完全に固まっていたので、しばらくは追い込む練習と普通の練習を交互に入れる感じで様子見です。

これからの予定は6月に24時間、7月にウルトラを入れているだけですので、焦る必要はありませんが、走れないと思うと走りたくなるのが人間の性というもの。

特にわたしは走るのが仕事のようなもの。走ることで収入を得ているわけではありませんが、走ることで自分の存在を認めてもらっているような部分もあります。

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走らない河童はただの河童。

別にただの河童でもいいんですが、走らないなら河童である必要もなく。それはともかく、年に数回やってくるこの走れない状態になると走ることが好きなんだなと思い知ることになります。

あたり前に走れているときは、走ることを面倒に感じることもありますが、走れないとなるとあたり前に走れることがいかに素晴らしいことかを思い出させてもらえます。

きっとマラソンの神様が「初心を忘れないこと」という戒めの意味を込めて、わたしにケガを与えているのかもしれません。いま思えば1年中ベストコンディションなんていうときはまずありません。

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健康のためにマラソンをしているのではありませんが、体を壊すために走っているわけでもないので、これはなんとかしたいところです。

一方で、自分を追い込むというのは嫌いではありません。いや、どちらかと言えば好きです。限界まで追い込んで、自分の本性がむき出しになるくらいの状態はとても気持ちいいものです。

飯能ベアフットマラソンでも追い込まれましたが、あのような状態があればあるほど楽しくなります。試されてる自分に酔えるタイプです。知っての通り自分大好き人間ですから。

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追い込んだらケガをする。当たり前といえば当たり前ですが、自分を追い込まない人生なんてわたしには考えられません。

どんどん集中力が高まってきて、一点突破していくあの感覚。

会社員をしているときは、そういう場になかなか身を置くことができませんでした。あの頃はぬるま湯に浸かっていたんだなということが今ならよくわかります。そのときは一生懸命にやっているつもりでもやっぱり甘い。

本当はどんな環境であっても、同じように力を出し切れるのが理想ですが、わたしはそこまで完成した人間でもないため、どうしても環境に左右されてしまうところがあります。

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だから意図的に厳しい環境に身を置いて、焼け付くような緊張感の中でいつも全力疾走していたいわけです。

その積み重ねの結果として今の自分がありますし、おそらく未来の自分もその先にあるはずです。もちろん、そういう生き方を誰かに勧めるつもりはありません。これはわたしだけの道ですから。

全力で長い距離を走れない苦しさも、いまのわたしが経験しておかなくてはいけないこと。きっとこの経験をしたからこそ進める次のステップがあるはずです。人生に無駄な経験なんてひとつもありません。

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経験したことを人間が無駄にすることはあっても、経験そのものに意味がないなんてことはありません。

というわけで、不定期にやってくるこの走れない期間を、わたしなりに楽しんでいこうかと思います。とりあえず10㎞までなら大丈夫。その範囲でできる体づくりと自分を追い込む練習を継続します。

きっとわたしはまだ強くなれる(速くなれるとは言っていない)。


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