キラーカードが欲しいなら全力で取りに行け

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朝からバーチカルの女王・吉住さんと話をして、夕方からは24時間マラソンの元世界チャンピオン・井上慎吾さんと話をしました。鶴巻温泉スタートで吉住さんのトレラン講習会があったのですがその流れで。

わたし自身は講習会には出ていません。吉住さんは大人気のランナーなので、わたしが習うよりも本気で山を走りたいと思っている人に学んでもらったほうが有意義ですからね。

鶴巻から大山なんてわたしはいつでも走れますし、明日走りますし。

吉住さんとは昨年のハルカススカイランで挨拶してるんですが、わたしも取材中だったので話は出来ずだったのですが、短い時間でしたが今日やっと話をすることができました。

井上さんとは昨年の東海道ウルトラマラニックのサポートで「はじめまして」だったのですが、帰りの車で少し話をしたくらいでした。

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女王様と王様と平民。

いまが中世時代でなくてよかったと心から思います。平民も上流階級と同じ目線で話ができる時代。もちろんランニング王国に限った話ですが。でも秋篠宮様もランニングされているそうなので、どこかでわたしのブログを読み…まぁそんなことがありえないとは言えない時代です。

キラーカードという言葉を幻冬舎の見城さんがときどき使います。相手がどうしても欲しくなるキラーカードを持っているかどうか、ビジネスの場ではそんなカードを持っていることが重要だそうです。

キラーカードをたくさん持っている方が、沢山の人と繋がっていけます。

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会社員時代のわたしのキラーカードは、3次元CADを使った機械設計だけでした。それでもそこそこ重宝されたようですが、他のキラーカードを手にするために、わたしはそのカードを捨てました。

そしていま、万里の長城マラソン、RUNNING STREET 365、そしてこのブログという3つのキラーカードを手にしています。キラーカードに育ちそうなものも幾つか手元にあります。

それを自慢したいというのではなく、どこにでもいるような普通の人でも、こうやってキラーカードを手にすることで、これまでは雲の上の存在だった人と巡り合うことができるということを知ってもらいたいだけです。

例えば堀江貴文さんは、おそらく1000枚を超えるキラーカードを持っています。だからどんどん人が近づいてきます。彼が好きかどうかという話ではなく、そうだという事実です。

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じゃあキラーカードはどこで手に入るのか。

あたり前ですが、ネットショップなどで売っているわけではありません。それぞれが自分の本気でやりたいと思ったことに対して没頭し、それこそ命がけでその道を進んだ人が自力で掴む以外ありません。

親の遺産というキラーカードもありますが、日本では3代続けば遺産はなくなります。そういうものは期間限定のキラーカードで、一度切ってしまうと手元には残りません。

血の滲むような努力は必要ですが、それさえすれば誰でも手にすることができます。

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ただ、誰もが血が滲むまでもなく努力することを止めます。もうちょっと粘ったら道が拓けるのにという人をこれまでに何度も見てきました。わたしは努力なんてすればいいだけだから、途中で止めてしまう人の気持ちはわかりません。

続ければいいだけなのになぜ続けられないのか。これは嫌味でもなんでもなく本当にわかりません。

苦しくても泣きそうでも、ただやると決めたことを最後までやり通す。結果が出るまではなりふり構わずにまっすぐに進み続けるだけです。

もちろんわたしにだって途中で止めたことはいくらでもあります。でも、それは継続しないという選択をしています。サッカーもフットサルも継続しないという決断をしています。

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もっと小さなことはいっぱいあります。針金細工みたいなことをやってみた時期もあります。iPadを使って楽器演奏もやってみようとしました。どれも熱狂できないので止めました。

そして走ることと物を書くということだけは続いています。その結果が、平民が女王様と王様と同じ目線で話ができるという状況を生み出しています。

自分は別に有名な人やすごい人と知り合いたいわけではないから、キラーカードなんて持ちたくもないし、努力の継続なんて面倒くさくてやってられないという人もいてもいいと思います。

でもそれならば今の自分を受け止めなくてはいけません。特別ではない自分を全部受け入れるということ。間違っても「あの人はいいな」なんて羨んだりしないことです。自分は自分。それを貫かないと心はいつだってささくれ立ってしまいます。

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これだけははっきり言いますが、親切な人がキラーカードをあなたに与えてくれるということはありません。死に物狂いで自分で勝ち取るしかありません。大事なのはその覚悟をできるかどうかということ。

もしくはキラーカードを取りに行かないという覚悟ができるかどうかということ。

大した努力もせずに誰かが幸運のカードを手渡すのを待っている。これが一番美しくありません。欲しいなら全力で取りに行く。女王様も王様もそうやって今の場所に立っている。それを強く感じた1日でした。


たった一人の熱狂
著者:見城 徹
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