無料写真素材「photoAC(写真AC)」は本当に稼げないか

わたしは写真を撮るのが好きで、マラソン遠征をするたびに、各地の写真を撮っています。ただ撮って終わりにするのももったいないということで、1年半前くらいからphotoAC(写真AC)に写真をアップしています。

photoAC(写真AC)に写真をアップすれば、誰かがダウンロードするたびにお金が入るという仕組みになっているのですが、1枚あたりの単価が安いのもあって、「稼げないサービス」とインターネット上では言われています。

そこで、ここでは実際にわたしの売上などをご紹介し、稼げるのか稼げないのかについて解説していきます。

目次

photoAC(写真AC)とは

photoAC(写真AC)は無料写真素材サイトで、そこにアップされている写真は誰でも無料でダウンロードできます。わたしもサイト作成などでよく利用しています。そこに写真をアップして、誰かがダウンロードするたびに1枚最大10円もらえます。

このページの写真もすべてphotoAC(写真AC)でダウンロードした画像で構成されています。

ちょっとした小遣い稼ぎサイトみたいなものです。ただし、写真の質は一定以上を求められるので、適当にアップしても承認されません。理由のよく分からない棄却などもありますが、それは気にせずにどんどんアップしています。

1枚10円にしかならないので、10回ダウンロードされても100円にしかなりません。100回ダウンロードでも最大1,000円です。そう考えると、やはり稼げないような気がしますよね。ただ、もっとダウンロードしてもらえれば稼げるわけで、大事なのはどれくらいダウンロードしてもらえるかです。

具体的な数字を見ていきましょう。

photoAC(写真AC)での売上実績

現在443枚の写真がアップされていて、総ダウンロード数は3500回を超えました。ただ、1枚10円なんてことはなく、3円ちょっとといったところです。実際には1万円ちょっとの収益があります。

稼ぐことが出来るかどうかでいうと、かなり苦しいけど稼げないことはないというのがわたしの結論です。

写真が少ないうちは1ヶ月に数十円にしかならず、いつになったら最低換金金額の5,000円に達するのか気が遠くなりましたが、今は毎月1,000円程度です。基本的には写真が増えれば増えるほど月収が増えていきます。

4,000枚あれば毎月1万円です。それがサービスが終わるまでずっと続くわけです。どうやって4,000枚もアップするのだという大きな問題はありますが、悪い話ではないですよね。マイクロフォーサーズなら、1年でレンズを数本買えるわけですから。

需要の多い写真をリサーチしてアップすれば稼げる

実際には、ダウンロードされやすい写真を撮ってアップすれば、ダウンロード数も多くなるのでもっと効率アップできます。月間で5万円以上稼いでいる人も珍しくありません。要するにphotoAC(写真AC)でも、適当にやったのでは稼げないということです。

マーケティングをきちんと行って効率よくやらないと、安定収入にはなりません。稼いでいる人の半分以上はプロのカメラマンですので、ニーズのある写真をよく知っているのでしょう。

わたしは風景写真ばかりなので、効率は悪いのですが、ダウンロード数が増えたりすると写真を褒められたみたいで嬉しくなります。実際にわたしがアップしている写真が下記リンク先の下側にあります。首里城の写真がかなり人気あり、300回以上ダウンロードされています。

https://www.photo-ac.com/profile/1439159

観光スポットの写真は、当日の天気が左右するのでかなり運が影響します。首里城に行った日は運良く青空があり、しかもいい感じに雲がかかっています。最高のシチュエーションがいい写真を作ってくれました。

いろいろ撮影していると、ダウンロードされやすい写真がわかるようになり、審査に落ちるか通るかもなんとなく掴めてきます。そうなってくると、わたしのような素人でも、より効率よく稼げるようになります。

趣味の延長上で利用するのがおすすめ

プロが本気で撮ればいい写真がたくさん出来るのでしょうが、写真なんて「いい」という人がいることが、それがいい写真のひとつの基準だと思っています。構図とか解像度とかボケ具合とかいろいろありますが、最終的にはフィーリング。

だから効率が悪くても、趣味の写真でとりあえず1年に1万円稼げれば全然ありですよね。忘年会の予算くらいにはなりますから。5年すれば、ちょっといいレンズを買うこともできます。

誰でも簡単に稼げるというわけではありません。おそらく写真のセンスも問われます。でも、わたしに特別なセンスがあるわけでもないので、量をこなしていればいい写真のコツも分かるはずです。

わたしも、自分の稼ぎの多角化のために、もう少し写真の勉強をしてストックを増やしていこうとは思います。ここまでは風景ばかり撮ってきましたが、これからはニーズのあるものを選んで撮ってみます。

それが今度は、RUNNING STREET 365で使う写真の質にも繋がるはずです。わたしはライターですが、写真も撮れるとなると、また仕事の幅も広がります。どんな仕事もリンクしていけば面白いかなと。

このただそれは少し特殊な例で、一般の人は趣味の延長上で、多くの人に自分の写真を見てもらうためにアップするのでいいのかなとは思います。いい写真ならダウンロードという形で評価され、小銭をいただけるという感覚ならなかなか稼げなくても、気にはならないはずです。

まとめ

千里の道も一歩からです。一歩を踏み出さないといつまで経ってもゴールには近づけませんが、一歩を踏み出せば何かが起こります。少なくともわたしはこれまでそうやって自分の道を切り開いてきました。これからもそうするつもりです。動き出せば何かが起きます。それだけは間違いありません。

もしphotoAC(写真AC)を利用するかどうかで迷っているなら、まずはやるべきです。最初は上手くいかなくても、そこから試行錯誤すれば、確実に稼ぐことができます。ただ、photoAC(写真AC)では次のような写真はNGです。

  • キャラクターや商品名、店名が写り込んでいる
  • 許可の取られていない建物
  • 個人情報が写っている

これに加えて、人が写っている場合も弾かれることが多々あります。わたしはサービス利用当初はずいぶんとNGとされましたが、最近は上記を把握して写真を撮っているので失敗率は下がりました。

このような慣れは必要ですが、慣れてしまえばこっちのもの。1日20枚アップしても1ヶ月で600枚、1年で7300枚です。それを10年間継続していれば……継続が1番難しいのですが。皮算用ではなくとにかく行動に移すことが大事なので、写真を撮る機会が多いという人はぜひチャレンジしてみましょう。

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