新しい時代の幕はすでに上がっている【ここをスタート地点とする】

非常事態宣言が今月末まで延長されるとのこと。想定どおりというのがほとんどの人の声かと思いますが、わずかながら解除されることを期待していた人もいるかと思います。いずれにしても、あと1ヶ月この状態が続くわけです。

わたしはここまでの期間に、ずいぶんと鍛えられた気がしています。人としてもこれまでとは違うステージにいる感覚がありますし、おかしなことに経済的にも独立してから最も余裕がある状態になっています。ですのでわたしはあと1ヶ月続いても問題はありません。

ただ、世の中を見ればここから苦しくなる人が増えるのは明らかで、精神的にも耐えきれなくなる人もいるかも知れません。そうならないために、いくつかの言葉を綴っておきます。

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おそらく6月以降の再延長はない

あくまでも推定ですが、非常事態宣言が6月以降に延長されることはありません。おそらく5月末がこの国の経済が耐えられる限界です。すでに崩壊しているという人もいるかもしれませんが、個別の話はおいておくとまだ致命傷ではありません。

以前から話していますが、この状況で全員が無事なんてことは無理です。経済的体力のない会社や個人から立ち行かなくなります。それが資本主義経済なのですから仕方のないことです(当事者は仕方ないでは済みませんが)。

ミクロでは傷を負っても、マクロで生き残ればいいというのが5月末までの延長の本質なのでしょう。6月以降はどんな形であれ、徐々に解除していくしかありません。どういう手法にするかはこれから5月末まで検討といったところでしょう。

仮に継続されるなら、期間限定でベーシックインカムを導入するなどの大胆な施策が行われるかと思いますが、政府にそこまでの度量があるかはわかりません。

期限内解除の話も出ていましたが、収束が見えたから解除すると言うよりも、打つ手が決まれば5月末前先延ばしにしないということなのでしょう。繰り返しになりますが全員を救うなんてことは考えていないわけです。

もちろん生活保護だってあるわけです。現状にしがみつかずすべてを手放して生活保護を受けることで命を守ることはできます。

この国ではリセットする方法が用意されている

収入が途絶えたり、借金を返せなくなったりして命を断つ人も増えていくことは容易に想像できますが、お金がないからそこで人生を終わりにするなんて安易な道を選ばないようにしてください。収入が途絶えて借金を返済できない。

そういう場合には債務整理という手法があります。自己破産手続きを行えばすべての借金をゼロにできます。資産も失いますが、ゼロからやり直すことができるわけです。すぐに就ける仕事がないなら、そこで生活保護を受ければ生活はできます。

自己破産などの債務整理は国民の権利のひとつです。お金だけの問題だけならやり直しが効くことを覚えておいてください。わたしは専門家ではありませんが、借金問題に詳しい弁護士に相談すれば手続きをしてもらえます。

もちろん弁護士費用が30万円程度発生しますが、自己破産をするくらいですからお金がないことは弁護士も重々承知です。なので弁護士によっては分割払いにも応じてもらえます。まずは相談無料の弁護士に話を聞いてもらいましょう。

やってはいけないのが夜逃げです。夜逃げをしても何も解決しません。住民票を動かすことができないので、様々な行政手続きができなくなります。昭和の時代であればそういう人にも仕事がありましたが、今は本当に危ない仕事しかありません。

夜逃げをするくらいなら債務整理を選んでください。数々の債務整理記事を納品してきたわたしが言うのですから間違いありません。

精神的に厳しいならしがみつくのではなく手放す

金銭面で厳しいなら債務整理と生活保護という手法で解決できます。でもメンタルの部分はそのようなセーフティーネットは役に立ちません。飲食店の家賃と給料を払わないといけないのにお客さんは1日に1組。どんどん経営状態が悪化する。

もし5月末まで収入が期待できず、精神的にもきついならお店を閉店するという選択肢も考える必要があります。お弁当や宅配に対応するとしても限度があります。お弁当なんて1食500円程度でないと売れません。しかも、テレワーク率はどんどん上がっていき、そもそも街に人がいなくなります。

収入ゼロで2〜3ヶ月耐えられるなら粘るという道もありますが、どう計算しても5月末まで耐えられそうになく、それがプレッシャーになっているなら、それはもう詰んでいる状態です。そこで抗うことに意味はありません。

心が潰される前に撤退し、コロナ禍後に備えるほうが賢明です。ここで融資を受けても人件費と家賃で消えていくだけです。現時点でジリ貧になるくらいの体力しかないお店が、借金を増やしてコロナ禍後に立ち直れるとは思えません。

仮に5月末を乗り切って、非常事態宣言が解除されても人はすぐには戻ってきません。不要不急の外出を控えるようにというアナウンスは続きますし、何よりもわたしたちはすでに恐怖心に支配されていて、人との距離感を取り戻すのにかなり時間がかかります。

重荷になっているものはこのタイミングで手放すことも考えてください。先送りにすればするほど苦しくなります。

ここから始まるのだと考える

いま苦しんでいる人は、きっとまだこの状態が異常で「元に戻る」と思っているかと思います。確かにこの状態は異常ですが、これが終わったら元の状態に戻るということはありません。これだけインパクトのあることが起きたわけですから、必ず変革があります。

現在は大混乱な状態ではありますが、これは何かが終わった瞬間ではなく、次に向けての始まりの瞬間でもあります。ただ、これは誰かがヨーイドンと声をかけてくれるわけではありません。各々が自分のタイミングでスタートを切ります。

言うまでもありませんが、スタートするなら少しでも早いほうがいい。

ほとんどの人はまだ終わった物語を大事そうに抱えている状態で、次のストーリーが始まっていることに気付いていません。不謹慎かもしれませんが、今はチャンスのときです。誰よりも前を駆け抜けるチャンス。このアドバンテージはとてつもなく大きなものになります。

過去の資産や思い出に引っ張られずに前に進む。

「ここをスタート地点とする」そう宣言できれば、未来は思ったよりも明るく、自分がすべきことが見えてきます。人によっては自分のプライドのために抗い続ける必要があるのかもしれませんが、どこかで見切りをつけることも大切です。

人生はまだまだ続くわけですから。


追伸

先日のブログでアイドルのブログの内容が乏しい書いたことを反省。もっとマシな書き方ができたはずですし、あえて書く必要はなかった部分ではあります。人の批評をする前にまず自分の足元をしっかりと。

まずないことだとは思ってますが、堀未央奈さん本人やアイドルファンの方が目にしたら傷つくだろうなと思い、でも1度書いた文章は消さないことにしている(修正はする)のでここで反省の弁。

私はここにいるからと塔に立ち 旗を掲げたバレッタの君

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