非常事態宣言が解除された後のウーバーイーツ配達員はどうなっているのか

先週からパーソナルトレーニングRUNWAYのメニューのひとつであるグループレッスンを再開しました。まだ1人だけの参加ですが、年内に安定して2〜3人くらい来てもらえるようになるといいのですが、我ながら最悪のタイミングで始めてしまったなと。

せっかく都内に行ったのだから、久しぶりにウーバーイーツの配達をしておこうかと思って、レッスン後に自転車にまたがってきました。勘が鈍るのがよくないなと思ったので。そこで感じたことを書いておこうかと思います。

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2ヶ月前と変わらずに忙しい

ウーバーイーツの配達員として生活している人は、この2ヶ月は激動の期間だったと聞いています。配達員が増えすぎて1時間に1件の配達というのも珍しくなく、さらにお店の営業時間が20時で終わりなので夜も稼げない。収入が1/3くらいまで落ちたという人もいるようです。

わたしは運良くライティングの仕事を続けられたので、この期間の収入はおそらく過去最高額なのですが、ウーバーイーツでしか稼げない人は本当に苦しかったと思います。そういう意味ではライターでも仕事がないフリーランスの人も苦しかったことでしょう。

フリーランスの仕事が苦しいのはおそらくこれからも続きますが、ウーバーイーツの配達は徐々に稼げるように戻りつつあるように感じました。10時30分に日比谷スタートして、新宿に向かうというプランでしたが、ひっきりなしに呼び出しがあり、気がつけば月島をグルグルまわっていました。

まったく仕事がないと聞いていたので舐めていました。練習会後に補給を全くせずに始めたものですから空腹です。幸いなことに体脂肪をエネルギーに換えるという生活を続けているので、空腹でも問題なく働けましたが。

日比谷周辺は普段は配達しないエリアで、これまでどれくらいの案件があったのかはわかりませんが、普通に1日8時間労働で1万円稼げるくらいの鳴りです。暑くて人が減ったのか。大学の授業が始まったのか。

ウーバーイーツなどの配達が定着した

今年の1月からウーバーイーツの配達を始めましたが、そのころはまだウーバーイーツを使うのは限られた人だけでした。タワーマンションの住民でお金を持っている人や、不規則な生活をしている人などです。

ところが新型コロナウイルスの感染拡大から、流れが一気に変わりました。外に出ない人が増え、さらには芸能人が「ウーバーイーツで注文した」とテレビやラジオで言うので、一般の人たちも抵抗なく利用するようになった感じがあります。

この状況下でも普通に収入がある人は、お金の使いどころがないので、少しの贅沢ということでウーバーイーツを利用しているのかもしれません。自炊が苦手という人もいるのでしょう。そういう人のうちコンビニに行くのも面倒という人が一定数いてデリバリーが定着したというところでしょうか。

これはシンプルに、ウーバーイーツの配達員にとってありがたいことです。注文さえあれば生活していけます。人間は楽を覚えるとそこから抜け出せなくなるものですから、デリバリーは間違いなくインフラになります。少なくとも大都市においては。

ウーバーイーツの配達員が危険な運転をする理由

この期間、ウーバーイーツの危険な運転が何度もニュースに取り上げられていました。交通事故のニュースもありました。なぜ危険な運転をするのか。理由は単純で1回でも多く配達をしたいから。1回の配達に15分かかるのか20分かかるのかで8時間働いたときに4,000円も収入が違ってきます。

信号待ちで1〜2分待ちを何度もしていたらそれだけ収入が減るわけです。だから信号も守らないし、交通ルールも守らない。また、ゆっくり運ぶと待っている人から低評価を受けます。目先のことだけ考えると、安全かつ丁寧に運ぶ旨味がひとつもないからです。

わたしは安全かつ丁寧に運ぶことにしています。目先のことではなく長い視点で考えているので。事故というのは確率で起こります。事故が不注意で起こると思っている人もいるようですが、実際には確率で起こります。運転する時間が長ければ長いほど事故に合う確率が上がります。

信号無視をすればするほど事故に合う確率が上がります。配達という仕事を何年も続ける可能性があるなら、そのリスクを少しでも減らす必要があります。信号を守っていれば事故に合うリスクが下がる。収入と評価は下がっても、生涯稼ぐ額は上がります。人の評価なんて気にしたこともありません。

これからウーバーイーツの配達を始めるという人がいるなら覚えておいてください。これはリスクの高い仕事です。命を落とすリスクだってあります。自転車でのデリバリーですから当然です。その中でリスクを最小限に抑えるためにどういう選択をすればいいのかよく考えてください。

夏はウーバーイーツで稼げるようになる

緊急事態宣言が出たときには、ウーバーイーツの配達員が飽和状態でしたが、おそらくここから人数が足りなくなります。夏のデリバリーに耐えられる人間が限られているからです。それでいて、多くのお店がデリバリーを始めます。一方で利用者もデリバリーの楽さを覚えたので暑い日は注文します。

もしウーバーイーツの配達員という仕事が気になっていたり、将来に対する保険として選択肢に持っておきたいなら夏がチャンスです。1日1万円は稼げるはずです。今回の新型コロナウイルス騒動で収入が途切れたという人は四の五の言わずに登録しておきましょう。

秋になって涼しくなったら、また配達員が増えてしまいます(冬になったら減りますが)。そうなる前にそれなりに稼げる状態で経験を積んでおきましょう。そうすることで秋から始めた人に差をつけることができます。

ただ、それなりの準備と覚悟が必要です。熱中症対策は必要ですし、涼しくて清潔感のあるウェアも揃えなくてはいけません。体力だって必要です。何よりも継続するという強い意志がないと続けられません。世の中に楽して稼げる方法なんてありませんから。

でもウーバーイーツは働けば確実にお金を稼げます。仕事がなくなって貯金残高が減っていくのをただ見つめているだけか、それとも汗水たらして稼ぐか。選ぶまでもないですよね。派遣で仕事がなくて困っている。だったらデリバリーで稼ぐべきです。道は自分で切り開いていくしかなく、今はそのチャンスです。

まとめ

この2ヶ月の間、ウーバーイーツの配達は「稼げないけどやらないよりはマシ」というレベルの仕事でした。でもそれもようやく落ち着いたように感じます。デリバリーという考え方が定着し、加盟する店舗も増えています。

そして配達員の実働数は明らかに減っていますし、これからさらに減っていきます。ですので少なくとも9月くらいまでは稼げる仕事になります。体力を削りながら、事故のリスクを背負いながらということになりますが。

でもお金に困ることはありません。1週間働いたら数日後には入金されます。現金受けもすれば即日お金が入ります。「仕事がない」「商売にならない」と嘆いている暇があれば1回でも運ぶことをおすすめします。そのチャンスは今です。

後になってから「あのときやっておけばよかった」なんてならないように、すぐに登録して始めてみましょう。

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