つながっていこう!コミュニケーションツールは世界を膨張させる

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Facebook、Twitter、LINEなどのSNSやメッセージアプリが定着し、mixiはいつのまにやら下火になっている。数年前まではネットで実名を出すなんて考えられない時代だったのに、気がつけば閉じられた空間であれば実名を出してもかまわないという感覚が身についている。わたしは派遣社員のためのサイトを運営していたときからネットで本名を出している。訪問してくれる人との信頼関係に実名が必要だと感じたからだ。

そういう意味ではいまの実名が定着した背景には、ネット内での信頼関係を多くの人が求めていたからかもしれない。いや、匿名性である状態に違和感を感じていたのだろう。インターネットは匿名でなければあぶない世界だと考えられ続けてきたのだ。事実、いまでも実名をネット上で公にすることは危険をともなう。Twitterでの何気ない発言から会社をクビになったり、学校をやめることになるなんてもはや珍しい話ではない。

Facebook、Twitter、LINEが定着したが、その使い方を誤ると人生が狂いかねないものだという認識は必要だ。そして、いま学生たちの間ではSNS内でのイジメが起こっているらしい。どういうものなのかはいまいちわからないが、グループからハブにされたり、グループ内での発言を無視されたりするのだろう。いまの子どもたちに悪いけど、正直いまの時代の子どもでなくてよかったと思う。

使い方を間違えれば大事になるツールだけれども、使い方を間違えなければこれほど素晴らしいツールはない。いつだってネットワーク越しに誰かと繋がれるのだ。しかも「初めまして」で二度と会うことのなかった人ともネットワークでつながることで、「じゃあ、また」が社交辞令ではなくなり、むしろそこから繋がりが始まる時代になっている。

もちろん、それは自分からどんどん外の世界に出ていかなければ新しい出会いは生まれない。自宅待機だけでは「初めまして」もないわけですから、どんどん世界が広がる人は膨張し続け、そうでない人はいままでとそう変わらない。どっちがいいかは別として、わたしは膨張する自分が好きだ。有名になりたいわけではないけど、多くの人と知り合って、その人それぞれの考え方なんかを聞いたり学んだりしたい。

そして、わたしなりの考え方をこうやってアウトプットしていきたい。わたしの考え方というのはかなり偏っているので誰にでも参考になるわけではないけど、そういう視点もあるのだとを知ってもらえることを意味のないことだとは思わない。そして、ブログ読んでますと言われると照れくさいがやはり嬉しくなる。最近ではマラソン会場で「ブログ読んでます」と言ってくれる人に出会うこともたまにあります。

そこからまたつながりが深くなり、SNSでつながっていける。どんどん膨張していく。素晴らしい時代がいま目の前にある。再度、いまの時代の子どもたちには悪いが、いまの時代の大人でよかったと思わずにはいられない。

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