UberEatsの配達員の服装について考える

世の中においてUberEatsの配達員というのは、あまり良いイメージがありません。自転車の運転マナーが悪く、歩道でも全力で飛ばすし、並んでいるお客さんの横からピックアップする(これは配達員は悪くない)。そして何よりも服装がどうだろうかと思っています。

食べ物を届ける仕事なわけですから、それなりに身なりには気をつけたほうがいいのですが、短パンとTシャツ、サンダルといったラフな格好で運んでいる人もいますし、ヨレヨレのTシャツという人もいます。こういうところからイメージを変えていけないかなと思い、まずは自分から。

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全身真っ黒にしてみたら「そうじゃない」感じに

わたしはいまのところ上からしたまで真っ黒で、ちょっと遊び心をいれるときだけ、オレンジや赤のシューズを履いています。パンツはロングで黒。さらに黒いポロシャツ。そこに熱中症対策に帽子を買ったのですが、それも黒……軽くヤバイやつが出来上がりました。

そこで気づきました。自分も大概ひどい格好をしているということに。清潔感は気を使っていますが、全身真っ黒になるとどことなく薄汚れた雰囲気になってしまいます。デリバリーとしての遊び心がないので、シューズが黒いときは最悪です。

まずは自分をなんとかしたいものの、配達員といえばポロシャツなわけです。あくまでもわたしのイメージでしかありませんが。肌の露出もできるだけ抑えたいところです。だからロングパンツを選んでいるのですが、それが反対に重たい感じになっています。

もっと爽やかな感じにならないものかと悩み始めたところです。ただ、わたしにはファッションセンスというものがなく……普段着は人と違うものを着ていればいいかなとちょっと奇抜なウェアを選んでいますが、仕事着となると悩ましいところ。

UberEatsの配達員に求められる服装

他のデリバリーサービスは制服が決まっていることが多く、配達員は服装を気にする必要はありません。決められた服を着るというのはとても楽で、高校時代制服を着なくていい学校だったのに、標準となる制服を着て楽をしていたわたしには選ぶのはハードルが高い。

ではUberEatsなどのデリバリーの配達員はどのような服装をすればいいのか。

  • 清潔感がある
  • 親しみを持てる
  • 爽やかさがある
  • だらしなくない
  • 夏場は涼しくて汗をかきにくい

こんなところでしょうか。1番大事なのは清潔感ですが、アイロンがしっかりとかかった白シャツなんかを着ていると親しみがなくなります。わたしの全身真っ黒がいけないのも、親しみを持てないから。UberEatsって自由の象徴でもあります。だからこそ壁を作らないことが大事です。

さらに爽やかであり、ピシッとしてはいけないけどだらしないのもNGです。そして何よりも大事なのはこの季節は「汗臭くない」ことです。実はこのハードルが1番高いかもしれません。これからさらに気温が上がっていく中で、いかに涼しげでいられるか。

服装によって個性的な配達員になれる

これまでわたしは「UberEatsの配達員は無個性のほうがいい」と思っていました。それは間違ってないかもしれませんが、その考え方は損をしているような気がしています。ほとんどの配達員が無個性なわけですから、個性的であってもいいのではないかと。

例えばきぐるみの配達員がいてもいいわけです(どう考えてもNGですが)。マスクマンがいてもいいし(正式にはそれもNG)、林家ペーパー夫妻のように全身ピンクでもいいんです(これはあり)。そうやって名物配達員になるというのはありですよね。

そこにどういうメリットがあるかはわかりません。テレビ取材を受けるかもしれませんし、もっと未来が広がるかもしれません。何もしなければただの配達員で、自己プロデュースをして自分を露出していけば、思わぬ未来が待っています。

ただ困ったことに、わたしに服装のセンスがないわけです。どういうものがNGなのかは直感的にわかります。熱中症対策用に帽子を買いましたが、どうみても似合ってないので、上記の基準を満たす以前の問題です。ただ、わたしはどんな帽子も似合わない体質なので、ここは妥協……

いずれにしても、服装は個性を出すための数少ない武器。有名になりたいわけではないけど、無個性な自分は気持ち悪いのでここから変わっていきたいなと。

配達員らしくない服装にこそ活路がある

わたしは無難なタイプなので、無地のポロシャツを選んでしまいます。Tシャツを買うときも基本的には無地です。シンプルイズベストだと思っていますし、わたしの機械設計における美学は「極限まで削ぎ落とす」ことにありました。それがファッションにも出ているわけです。

でも、個性を発揮するとなると無難な服装ではいけませんし、かといって配達員なので奇抜なのもいけません。いい塩梅が難しいところですが、例えばSOUSOUのサイクルウェアをいくつか選ぶというのもありかなと。ただSOUSOUはサイズ感がわかりづらく……

まさかこの状況下で京都まで服を買いに行くわけにもいかず。でもファッションとしての参考にはなります。例えばボタンダウンシャツというのは意外とありな選択肢かなと思ったり。間違いないのは白のボタンダウンシャツですが、チェック柄も悪くなさそうです。

こういうのは20代のうちに失敗しながら学ぶものなのですが、そういう道を避けてきたわたしにはかなりの難題。でも新しいことを学ぶのはいつだってワクワクするものです。多少費用が発生するかもしれませんが、いろいろ試してハダシスト配達員の制服を決めるとしましょう。

まとめ

いつまでUberEatsの配達員をするかはわかりませんが、やるからには全力で取り組むのが私のスタンスです。今はどのようなペースで働くのがベストなのかを探っている段階ですが、やはり大事なのは当たり前のことをきちんとするということ。

そして効率を上げることです。この効率というのは作業効率もそうですが、ピックアップするお店やドロップするお客さんの印象、すれ違う人に与える印象なども影響すると思っています。逆にいえば効率以外で他の人との差異を作り出すのはかなり難しい現実。

だとしたら、ファッションが苦手とか言っていないで、自分なりに良い印象を与えられる工夫をしてみる。まずは失敗してもいいから、いろいろと試してみることから始めるとします。奇抜にならずに、でも無個性にならずに。いい制服が見つかるといいのですが。

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