自分の限界を見極める【1度の成功ではなく継続するこそ最高のスキル】

  • 2021.05.27
  • (更新日:2021.05.26)
  • LIFE
自分の限界を見極める【1度の成功ではなく継続するこそ最高のスキル】

階段をまともに降りられないくらいの筋肉痛でのUberEats配達でしたので、昨日は早めに切り上げました。あと3配達すればインセンティブも増えたのですが、目先のお金に釣られて失敗するのが人間。健康よりも大切なものはありません。走行距離も60kmくらいになっていたので、そこが今の限界。

本当にそれ以上配達できないのかと聞かれると「そうでもない」が答えですが、配達できることと限界の閾値は違います。力を振り絞ってオールアウトすることが限界突破だと思っている人もいるようですが、私の場合は「翌日以降も継続できるかどうか」が限界の閾値です。UberEatsの配達では毎日15配達なら問題なく継続できますが、20配達になると休養が必要になります。

このため、私にとっての配達の限界は16〜20配達くらいにあります。ひとつずつの配達距離やストレスが違うので、何回配達すると限界に達するのかはその日によって違いますが、少なくとも経験から20配達を毎日続けるのは無理だと知っています。だから、15配達を基準に、あとはその日のコンディションや移動距離によって切り上げどきを決めています。

普段のトレーニングも走り出すときに、どれくらい走るのかは決めていません。インターバルやペース走をする時には、流石に距離が決まっていますが、例えば坂道ランをするときは何往復するか走りながら決めます。調子が悪ければ1往復目の途中で止めることもあります。ランニングの場合、限界を超えてしまうとケガのリスクが高くなるので、走り終えるタイミングについてはかなり意識しています。

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私たちくらいの世代になると、スポ根漫画の影響で、頑張れば頑張るほど成長できるといった思い込みがあります。だから、マラソン大会で良い結果が出なかったら「練習不足」とするわけですが、これはひとつの思考停止状態にあり、あまり好ましくありません。思うように走らないのは努力が足りなかった。素敵な考えのように思えますが、実際には問題の本質を見えなくするだけです。

結果を出せなかったときに「練習不足」とする人に聞きたいのですが、もし十分なトレーニングを積むことができれば、もっと良い結果になっていたと思いますか?いま以上のトレーニングを積んだ結果、限界を超えてしまってケガをする可能性があるとは思いませんか?ランナーのケガの大半はオーバートレーニングによるものです。

頑張り過ぎる時間がある人は、何をするにしても「程々」を心がける必要があります。いつでも全力投球が許されるのは30代前半くらいまで。40代にもなって、自分の限界を見極めることができずにケガをするのはみっともないことです。「これ以上は危険だからやらない」の線引きができるかどうか。ここがとても重要です。

UberEatsの配達員の多くは1年も続かないどころか、下手したら1日の配達で辞めてしまいます。これも、自分の限界を理解していないから、頑張りすぎて限界を突破して「こんなの続けられない」となって辞めるわけです。思った以上の肉体労働ですし、ストレスの多い仕事ですので、頑張るタイプの人ほど継続するのが難しいのが現実。

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反対に頑張ることを放棄してしまえば、これほど楽な仕事はありません。ただ料理を運べばいいだけですから。無理のないスピードで自転車を漕ぎ、疲れが残らないくらいで切り上げる。プロ意識が足りないと思う人もいるかもしれませんが、何をするにしても長く続けるコツは「肩の力を抜いて緩く自分のペースで行う」です。

毎日オールアウトしていたのでは、とても続けられません。私も始めたばかりは右も左も分かりませんでしたし、どこが自分の限界なのか考えもしませんでした。ただ、毎日ヘトヘトになるまで配達して、疲れが残った状態で次の日の配達をする。こんなの全然健全ではありません。命を削るようなものです。

それをすることで、なんらかの技術を手にすることができるならまだいいでしょう。その道のプロフェッショナルを目指すなら、若いうちに寝る時間も削って働く経験もしておくべきだと思います。最近はどの会社もコンプライアンスとか36協定とか気にして、社員を過保護にしていますが、そのやり方ではプロフェッショナルは育ちません。

でもUberEatsの配達にプロフェッショナルなんてありませんし、マラソンもほとんどの人にとって結局は趣味の世界。限界を超えて、自分を追い込んでまでやるようなものではありません(少なくとも私の価値観では)。長く続けたいなら、限界の手前で立ち止まる。そして無理だと判断したら、それ以上前へは進まないこと。1回だけの頑張りなんて、人生において誤差みたいなもんですから。

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