潮目が変わる【次のステップに向けて始動するとしたら今しかない】

欧州で日本などからの旅行者の受け入れを再開させる動きがあるようです。事実かどうかはわかりませんが、ワクチン接種が始まってから、世の中の流れは大きく変わってきたように感じます。実際に多くの国で感染拡大が止まっているわけですので、ようやくひと息付いたというところでしょうか。

私はワクチンに関する情報をほとんど入れてないので、必要であれば接種するし、受けなくてもいいなら受けたくないという感じ。受けたくない理由は注射が嫌いだから。小学生の頃の予防接種とか、本当に嫌いでした。何とか熱でも出ないものかと願ったものですが、病弱な体はそういうときに限って元気が満ち溢れて……。

それはともかく、このタイミングで観光客を受け入れるということは、おそらく「これからはコロナウイルスと共に生きていく」ということなのでしょう。完全にゼロにするわけではなく、インフルエンザのように、予防しながら可能な範囲で拡大を防ぐ。きっとワクチンもインフルエンザのように、毎年打つことになるのかもしれません。

毎年注射を打つのかと思うと憂鬱です。なんせ、これまで1度もインフルエンザのワクチンを打ったことすらありませんから。献血もしたいなとは思うんですよ。でも注射が……慣れればいいんでしょうけどね。体内に金属が入るのは、想像しただけで身震いします。裸足で100km走る方がよっぽどマシ。

ただワクチンを打つことが渡航の条件になるなら、それは打つしかないかなと。万里の長城マラソンは私の仕事ですし、台湾にも中国にも会いたい人が沢山います。もちろん国内にも会いたい人はいるのですが、そこはワクチンの問題というよりは、それぞれがどうコロナ禍と向き合っているかの問題なので。

時々「コロナは怖いけど……」みたいなニュアンスの発言を掲載している記事を見かけますが、そういう記事を読むとハッとさせられます。私は最初から「どうでもいいこと」というスタンスで、それは今でも変わりません。でも、世の中には1年以上怯えている人もいるわけです。

自分の考え方を変える必要はないと思いますが、怯えている人がいることも忘れてはいけない。だから何かを止めたり、躊躇したりすることはないのですが、存在はきちんと認識しておかないと、大切な人に対して取り返しのつかない傷を付けてしまう可能性があります。自分と他人は違う存在。当たり前のことですが、忘れがちなこと。

意識しすぎると何もできなくなるので、程よく頭の片隅に置いておく程度ですが「あの人は元気かな」くらいは、時々考えるようにはしておきます。そのことが私の間違った行動や発言にブレーキをかけてくれるはず。まぁ間違ってもいいんですけどね。完璧な人間でもありませんし、失敗して学ぶこともありますから。

インフルエンザとコロナがなくなることはないと腹を括った(ように感じる)欧州。日本政府はどこを目指しているのかはわかりませんが、日本もきっとそうなります。それがどんな未来を作るのかはわかりませんが、流れが変わったならアンテナくらいは立てておこうと思います。世の中の流れに取り残されたら、フリーランスなんて簡単に淘汰されますので。

フリーランスとしていま感じているのは、お金が余っている人が増えているということ。もちろん、足りなくて困っている人も大勢いますが、おそらく中流階級でもこの1年でかなり生活に余裕が出てきたはずです。問題はそのお金の行き場がないということ。大半は貯金に回るので、金融機関がそれを使って投資するので株価が高値維持しているのが実情。

でも人が動き出したら預金が減ります。お金というのは面白いもので、使い始めると、あっという間になくなります。人によっては借金までするでしょう。金融機関からお金がなくなるので株価が下がる。その後にどんな未来が待っているのでしょう。アンテナを張っていないと、間違いなく出遅れて貧乏くじを引かされます。

コロナ禍に入ったときは運良く波に乗れて、過去最大収益になりました。ただ、失ったものもあります。こうしておけば良かったと思うことも……いや、それはないか。いずれにしても、潮目が変わっているのは明らかです。いつまでもコロナ禍気分でいるのではなく、次のステップに向けて準備を始めようかと思います。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次