過去に学び自分のスタイルを定める【引っ掛かりを大切にする】

過去に学び自分のスタイルを定める【引っ掛かりを大切にする】

熊本最終日は白龍走の会場に向かって、1人階段ランするつもりでしたが、それよりも天草で巡りたいところが多くて階段は断念しました。自分の好きなようにスケジュールを変えられるのが、1人旅のいいところです。そもそものスケジュール設定が甘いという話もありますが。

私は走ることが何よりも優先するタイプに思われることもありますが、実際にはランニング好きというわけではありません。まずやらなくてはいけないことがあり、次にやりたいことをやります。ランニングがやらなくてはいけないことになることがあるので、ストイックに取り組むことがありますが、基本はやりたいことの後にやることです。

また、「どうしてもやりたい」となることがあまりありません。小さな頃から欲が薄いタイプだったので、自分の中で強烈に何かをやりたくなることは、そう多くありません。小さいことも大きいことも含めて。だから、天草の観光巡りを優先するのは、私にしてみればかなり稀なことです。それくらい、特別な旅だったのでしょう。

ランニングは私の人生を変えてくれましたが、無くても生きていけるものでもあります。どの世界でも、どっぷり浸かっていると、その世界が特別に思えてしまいます。でも、この世の中に本当に無くなって困るものはないのかもしれません。少なくとも私の基準では。走れなくても死なないし、物書きじゃなくても生きていけます。

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もちろん、あの時代のキリシタンがどのように生きたのかということは、知らなくても生きていけます。でも触れてしまった以上はスルーできません。これから時間をかけて学び、感じるのが自分のやるべきこと。そんなことをしても世界は変わらないし、自己満足なのは分かってます。だから個人で粛々と楽しもうかと。

何度か話したことがありますが、私は敗者が好きです。勝てなかったことに美しさがあると思っているので。島原の乱でのキリシタンや農民は、勝てなかったどころが、37000人が全滅しました。女も子どもも関係なく。こうなると美しいとは言えないかもしれません。しかも彼らは死に場所を探して一揆を起こしたとも言えるわけです。

もしそうなら、予定通り死ねたことは負けではなく勝ったことになります。そこに美しさがあるのか。望んだ滅びをどう受け入れればいいのか。そこが自分なりに消化しきれていないから、もっと知りたくなるのでしょう。まだまだ天草については学ばなくてはいけないことが無数にあります。そもそも、なぜあんなにも簡単に信者になれるのか。

キリスト教に縋らなくては生きられないような状況にあったのは間違いありません。でもなぜ?重税に苦しめられたから?尊厳を失うような弾圧を受けたから?じゃあなぜ仏教ではいけなかったのか。気になることは無数にあります。そして最も気になるのは、それは現代でも起きるのかということです。

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そんなことを考え出すと、階段どころではなくなります。これは生き方にも影響する問題ですから。観光スポットを巡ることでその答えを得られるというわけではなく、考える時間が欲しかっただけ。もちろん、新しい気付きがあったりもしますし、場所を変えることで、考え方に柔軟性が生まれます。走るのも悪くはないんですけど、走り出すと思考の中心はランになるので、あまりよろしくありません。

結局何も確定しておらず、今は頭の中がごちゃごちゃした状態で飛行機に乗り込み、このブログを書いています。どうすれば、この頭の中を整理できるのか。私は何をすればいいのか、目の前は真っ暗ですが、私なりにまとめる必要があります。それは生きている間のライフワークのひとつとして。これだけじゃなく、満洲や台湾についても。

過去のことだから忘れてもいい。そういう考え方もありですが、私たちは歴史の上に立っています。過去に学び、そこから自分の生き方に腹を括る必要があります。過去の何が引っかかるかは人それぞれ。私はたまたま島原の乱や2回目の世界大戦直前のアジアが引っかかっただけ。

大事なのは引っかかりをそのままにしないこと。きちんと自分なりのやり方で成仏させること。私なら物語に落とし込んだり、ブログやウェブサイトにまとめたり。情報発信することが、私にとっての引っかかりを消す唯一の方法です。だから、そういう場を作って学びながら発信していく。天草について、それをするかどうかは悩ましいところですが。

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