好きなことをして稼ぐのか、それとも好きなことをするために稼ぐのか

  • 2021.10.27
  • (更新日:2021.10.26)
  • LIFE
好きなことをして稼ぐのか、それとも好きなことをするために稼ぐのか

初めて請ける案件をしながら、やっぱり自分は対人の仕事は向いてないなと再確認。問い合わせやお願いをしているのですが、もう電話するだけでも憂鬱。別に電話することはどうってことないんですよ。でも相手がいま忙しかったらどうしようとか考えてしまうわけです。迷惑じゃないかなとか。でもこちらも請けた仕事だから「図々しくいこう」と割り切るわけです。

そうすると私の中で気持ちの分離が行われます。これが良くありません。これは電話以外でも起こることで、対人の仕事はやっぱり苦手。UberEatsも対人じゃないかと思うかもしれませんが、配達は役割がはっきりとしています。演じるべき姿がわかってるから、優良な配達員を演じることができます。それも一期一会なので、相手の心の深いところまで考える必要がないので、気持ちが分離することはありません。

自分に適した働き方は、やっぱり黙々と作業をすること。相手の気持ちを考慮してみたいなこともできなくはないのですが(むしろ、得意に思われるくらいのクオリティは出せます)、自分らしさとは違うんですね。ストレスになってしまうので、今回の案件は継続にせず1回きりにするとします。単価がいい仕事なので勿体無い気持ちもありますが、不得意なことをするためにフリーランスになったわけではないので。

この案件に限らず、クライアントが遠い仕事も苦手です。下請けや孫請けみたいな感じで請ける仕事。とにかくレスポンスが遅いので、自分のペースで仕事が出来ず、それもストレスだったりします。即断即決即実行を大切にするようアルプス技研時代に教わり、それを意識して働いていますが、下請けや孫請けになると質問や相談が戻ってくるのに時間が掛かりすぎてよろしくない。

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別に間に入る人やクライアントが悪いという話ではなく、私との相性だけの問題。仕事で最も大事なのはスピード。これは私の考え方であって、他の人は正確性だったり、丁寧さだったりするかと思います。スピード感のある仕事が好きなので、レスポンスのテンポが悪い環境では働かない方がいいような気がしています。そんなことを言っていたら仕事がなくなるかもしれませんが。

仕事なのである程度の歩み寄りは必要です。でも、好きなことだけやってたいんです。そのためのフリーランスですから。高単価でもストレスのある仕事はしたくない。貧しくても好きなことだけをして、好きなものに囲まれて暮らしたい。理想は好きなことをして稼ぐということですが、困ったことに私はマネタイズが苦手。苦手というか、お金を稼ぎたい欲が極端に薄いので、切羽詰まった状態になりません。

RUNNING STREET 365の新しいコンテンツに「島ラン」「旅ラン」を加える予定で、これから数年はかなり力を入れていこうと考えているのですが、それでどうやって稼ごうか5分くらいは考えるものの、早い段階でどうでも良くなります。むしろ、どうやって自分の期待するクオリティのコンテンツを作り上げるかばかり意識がいき、作ったらなんとかなるなんて考えてしまいます。

実際にこれまでが、そのスタンスで未来が拓けてきたのもあるので、間違っているとは思いませんが、もっと強欲ならガツガツ稼げますし、セルフプロデュースもすれば知る人ぞ知る存在からステップアップできるのもわかっています。でもそこに1ミリも興味が湧かない。私の存在なんて誰も知らないくらいでよくて、私が作り出したコンテンツが誰かの役に立ったり、心を動かせたらそれで満足。

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それをもったいないと言う人もいますし、自分でもそれは理解してます。でも有名になることはデメリットしかありませんし、お金が沢山あったからといって豊かになれるわけでもありません。お金は沢山あるほうが、できることの幅は広がります。でもないからこその工夫を楽しんだり、ないからこそできる経験を楽しんだりすることもあるわけです。お金に困ってなければUberEatsの配達をすることもなかったでしょう。

UberEatsの配達をしなければ朝日新聞デジタルに自分の名前や写真が載る未来もありませんでした。間違わないで欲しいのですが、メディアに名前が載ったりすることが特別なわけではありません。人生で起きる面白いことのひとつであり、いい経験のひとつに過ぎません。ただその経験を得ることができたのは、お金がなかったから。どの道を選んだって私は楽しめます。嫌いなこと、苦手なことさえ避けていれば。

何でもビジネスに繋げられる人はすごいなとは思います。でも、それを真似したいとは思いませんし、私は私の道を進めばいいだけ。好きなことをしてそれが誰かの役に立ちさえすれば、稼げるかどうかなんてとても小さなことです。もっともそう考えられるようになったのは、ガツガツしていた時代もあったから。最初から煩悩が少なかったわけではなく、むしろ煩悩の塊みたいな人間でした。それを経たからわかります。

好きなことをするために働くのではなく、好きなことをして稼ぐほうがいい。その稼ぎがとても小さなものでも。私たちに与えられた時間には限りがあります。好きなことをするために働いたら、好きなことをする時間なんてなくなります。少なくともわたしの会社員時代はそうでした。正解などありませんが、私は好きなことをして生きていきたい。いや、そう生きていく。逆風も吹くかもしれませんが、自分で選んだ道なら耐えることも簡単です。

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