足のお守りが切れて人生が動き出したとしたら【束縛からの開放】

神様も仏様も信じていないと言ってきましたが、信じてないのではなく頼ってないだけで、むしろ信じているほうなのではないかと、旅ランで神社などを訪れるたびに感じます。好きな神社や苦手な神社があり、天皇家とゆかりの深い神社は明治神宮を除いてほぼすべて苦手。

神様を信じてないなら、そんなことを感じることもないのですが。まぁ八百万の神というのはいると思いますし、万物に神が宿るという考え方も好きです。ただ神様が特別な存在というのではなく、人間と同格なんじゃないかとは思います。だから基本的には神頼みはしませんし、神社で願いごとはしません。

神様だって忙しくて人の願いを聞いている場合じゃないでしょう。神様の世界だって働き方改革が行われていて、残業もできなくなっているかもしれませんし。今年はコロナ禍なので神無月はリモートでやっているかもしれません。「これでいいんじゃないか」なんて、神様の世界が大きく変わったりなんかして。

ただ願掛けをひとつだけしていました。台湾に行ったときに、台北駅で売られていた革のブレスレットを少し手を加えて足首に巻けるようにしました。そして巻くときに「また台湾に戻ってこれますように」と。それもあってか台湾との縁も深くなっていきましたが、先日そのお守りが切れてしまいました。

ミサンガのように考えれば、切れることで願いが叶うということで、台湾の友人向けにFacebookに「すぐに台湾に行けると思う」というニュアンスの投稿をしました。ここまでならよくある話なんですが、切れたタイミングが出張で境港の先にある島根半島の宿での朝のことだったんです。

出雲の国にいて、神迎祭の2日前。ちょっと早めに出雲入りした神様が切ったか、それとも出雲に向かう途中に切ったか。いずれにしても、神様のいたずらもしくは何かを啓示みたいなものだったら面白いなと。きっとここから変化が起きるんだという合図のようなもの。

そのおかげかどうかわかりませんが、岡山では人に恵まれて充実した時間を過ごせました、岡山にしかない瀬戸内海の景色も満喫しました。何よりも走りが以前よりも良くなった気がします。お守りによって溜まっていたものが解き放たれたのでしょうか。お守りが切れてからずっと良いことが続いています。

もちろん偶然だと思っている自分もいます。お守りだって、そもそも神様が何かをしてくれたものではありません。露店で売られていて台湾カラーが気に入って買っただけ。信心深い人ならそれを選んだこと自体が神様の導きとでも言うのでしょうが、忙しい神様がそんなまどろっこしいことをするわけもなく。

ただ、お守りが切れたことで、何か急に身軽になった気になっているのは事実。自分を束縛するものはもうないのだという気持ちの余裕。着けていたときには、自分を縛っているという感覚はなかったのですが、心の深いところで行動を抑制していた可能性はあります。

神様は本当にいたとして、当然タダで願いごとなど聞いてくれるわけではありません。それを叶えるための対価が神様の世界でも必要。彼らもボランティアでやっているわけではないので。足にお守りを巻いたことで、私の自由に制限をかけていた。孫悟空の頭についていたあれと同じです。

自分の自由度を対価に台湾に行けるという願いを叶え続けてくれていた。そう考えるほうがしっくりときます。だからお守りが切れた今の私に不自由さはまったくないわけです。ただ逆に台湾に行けるようになるには、また何かを差し出さないといけないことを示しており、それはちょっと困ったなと。

まぁ全部、私の頭の中での妄想ですので、近いうちに台湾には行けるのだと信じています。なおかつ自分を束縛するものがないということを自覚して、自分でブレーキをかける必要があります。完全なる自由の先にあるのは破滅というのが世の中の理。人生が動き出した感覚もありますが、調子に乗りすぎないようには気をつけます。

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