変わらない日々と変わっていく細胞たち【やるべきことをやるだけ】

あっという間に大晦日です。伊豆の宿「一本のえんぴつ」で働きだしてから忙しいというのもあり、時間も曜日もわからないまま大晦日になっていました。本当は走りに行かずに昼寝でもしていたほうが体にいいのでしょうが、気分転換も必要なのでランは短い距離ですが探検も兼ねて毎日継続。

以前少しだけ1年を振り返るような話を書きましたが、今日は大晦日なので総括ということで。といっても、コロナ禍というのもあって大きな変化のない1年でした。会う人は限られており、忘年会で1年ぶりの再会なんて人が多数だったわけで。

そういうのは縁なので、私は「そういうもの」と割り切るタイプ。いつだってその瞬間を生きているだけなので、出会えない人に「会いたいな」となることはほとんどありません。今やるべきことを全力でやっていたら今年も1年が過ぎていました。

フリーランスだから当然なのですが、7年目にもなると「生きることは働くこと」だという考え方が身いついてきて、起きている時間は基本的に働く。それが徹底された1年で、ずっと同じことの繰り返し。ただ、それでも体は老化していきます。

老化というのは少しネガティブですので言い換えるとしましょう。日々細胞が新しく入れ替わっているという表現のほうがしっくりきます。1年前の自分と今の自分は細胞レベルでは違っている部分がたくさんあります。

前にできていたことができなくなったり、反対に1年を経てできるようになったこともあり、変わらない1年でも、自分でも気付かないところで変化は確実にあります。その変化と上手く折り合いを付けなくてはいけない年齢になってきたと実感した1年。

昔のように気合と根性だけですべてを乗り切れることはなく、心も体も意識して休ませることが多かったような気がします。ちょっと無理をした後の回復がとにかく遅い。この変化はまだ受け入れきれていなくて、無理をすることもあるのですが。

でもそれが嫌かというとそうでもなく、結局のところ私には「やるべきことをやる」しかなく、きっとそれが私らしさ。大きな野望があるわけでもなく、ライティングでも他の仕事でも誰かの役に立てればそれで満足。

ただ「やるべきことをやる」を続けてきたら、今年の後半に人生の羅針盤がこれまでと違う方向を示し始めました。旅記事を書く仕事を依頼されたり、街の取材をするなど、人との繋がりがどんどんと広がっていきました。

おそらくこれまでの6年ちょっとのフリーランス期間で、名刺の消費率は過去最大だったかもしれません。境港では運命的な出会いがあり、今は縁があって自宅から2時間離れた伊豆高原で、貴重な経験を積ませてもらっています。

そういうことがあるのも「やるべきことをやる」を貫いてきたから。運が開ける人って、それを大切にしている人なのかもしれません。もっとも私は幸運が欲しいわけでもなければ、地位も名声も興味がありませんが。

ただ、知らないうちに蒔いた種が芽を出したのが2021年後半のこと。本当ならこの芽を大切に育てるのがいいのでしょうが、私はプロセスが好きなタイプなので、2022年はまた種まきをするのでしょう。そういう部分はきっと2022年もその先も変わらない気がします。

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