鶏肉問題から学んだことは安全は無料ではないということ

  • 2014.07.25
  • (更新日:2019.11.13)
  • LIFE
鶏肉問題から学んだことは安全は無料ではないということ

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マクドナルドやファミリーマートを巻き込んで大事になっている鶏肉問題。マクドナルドは商品の継続販売を行うと発表した後すぐに鶏肉を使ったメニューの販売中止を決定している。ファミリーマートは返金を行うらしい。中国における食品の安全性はかなり前から不安視されていたのだが、ここに来てそれが表面化したということなのでしょう。毒餃子事件からすでに5年以上経過し、どことなく中国の食品に対する気の緩みがでている時期だったのかもしれません。

わたしは中国が好きで年に何度も中華圏に旅行に出かけます。現地では余程のものでもないかぎり何でも食べます。でも、自分で買う食材は中国産と書いてあると避けるようにしています。中国人でさえ気を使う量の農薬まみれの野菜や劣悪な環境で育てられた動物の肉を日本国内であえて選ぶ理由が見つかりません。

儲けるためにはバレなければ何をしてもいい。そういう考え方の中国人は少なくないと思います。目的が決まればそこに到達するための過程はあまり重要視されずに、結果だけを重んじる文化がそこにあるのかもしれません。そのパワーが中国を再び歴史の表舞台に持ち上げたことは間違いありません。わたしは中国人のそういう面も好きだったりします。

そういう人たちがいるから、食品は安全でない可能性が高い。中国国内でそれに対して声を荒らげても意味がありません。そんなことをするぐらいなら踊る阿呆となって中国での食事を楽しんだほうがいい。でも日本に戻ってきたら違います。この国にはお金を出せば安全な食品を購入できる環境があるのです。

それでも外食となると簡単にはいきません。わたしのような庶民が行くようなお店にはほとんどの場合中国製の食品が入り込んでいます。とくに安さを売りにしているチェーン店は中国製の野菜や肉が間違いなく入っています。それでもたまにならいいんです。中国で食事するのと同じスタンスです。わかって摂取している分にはまだいいと思えます。

でも、今回は想定外です。使用期限切れの肉を調理して販売していたというのはどうやって避ければいいのでしょう。誰が悪いのかを論じても仕方ありません。そうなってくると、やはり疑わしいものは最初から避けるしかないのです。極論を言えば外食全般的にNGということになりかねません。間違いなくショッピングモールのフードコートのようなところで絶対に食事はできません。

今回のことは明らかに氷山の一角に過ぎません。食品偽装だってそろそろ再開されているかもしれません。疑えばきりがない状態が続いています。このタイミングでマクドナルドに行く人の気持ちはわかりませんが、疑うことに疲れてしまったのかもしれません。悩んでも解決しないし、食べたいと思うものを食べれないいかなと。

それでもやっぱり当面は少し高くてもちゃんとした食材で料理を出してくれるお店を選びたい。まずはそこからスタートじゃないかと思うのです。わたしたち消費者が安さばかり追求しない。安全性を置き去りにした値引き競争は必ず自分たちに悪いかたちで跳ね返ってくることを認識できたと思います。安全は無料ではない。このことは忘れてはいけません。

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