みんな一生懸命だから争いが起きる【適当なくらいがちょうどいい】

世の中のあちらこちらで揉めごとが発生中。国同士のトラブルやスポーツ競技の正義についての議論や、コロナ禍におけるマラソン開催についてやら。この数ヶ月で、やたらと意見や考え方のぶつかりあいが目立っているような気がします。

新型コロナウイルスは人間から「耐える」ことを奪ってしまったのかもしれません。その真偽はわかりませんが、この2年でみんな真面目になったなと感じています。自分なりの考えをはっきりと言うようになって、賢く生きようという人が増えてきました。

それはまぎれもなくコロナ禍のせい。何が正しいのかわからない世の中で、誰を信じていいのかもわからない。疑心暗鬼が進みすぎて、信じられるのは自分だけという状態。私みたいに自分が一番信じられないタイプの人間にしてみれば、それはただただ驚くだけ。

それはともかく、みんな1度肩の力を抜いたほうがいい。こういうときに一生懸命になったら消耗するだけ。みんなが押し合っていいるときにパワーで対抗してもエネルギーのムダ。柳のように流されて適当に「はいはい」と答えておく。

そんな不真面目な生き方はできませんと、眉間にシワを寄せている人もいそうですが、それって苦しくないですか?人生なんで99%が思い通りにいかないことです。ただでさえ自分の意見なんて通るものでもないのに、みんながみんな主張するから余計に疲れます。

そこで自分を通しきると敵を作り、自分の意見が負かされたら不甲斐なさを嘆く。どちらに進んでもいい未来なんてありません。生きていくのに主張なんて必要ないし、理想なんて自分の脳内で納めておけばいい。道は人に譲り、自分はただどこにもぶつからないように漂っている。

私はそれでいいかなと。あくまでも私の考えだから同意してもらおうとも思いませんが、誰とも争いたくないし、そんなところに労力をかけたくもありません。それだと誰かの言いなりになるだけ?私が誰かの言いなりになっているように見えるならそうなのでしょう。

でも、少なくとも私の感覚としては自由です。生きることに一生懸命じゃないから。もちろん命を軽く考えているということではなく、目の前のことを一つひとつ丁寧にこなしていくのが私にとっての人生であり、目の前のことができなくなる未来がくれば、またそのときにやるべきことをやるだけ。

もし争いになりそうなときは「相手も一生懸命なんだ」と思えば、一歩ひく気になれます。まぁ国同士の争いになるとそうもいかないのでしょうが、そもそもじゃあ国というのは何と戦っているのか。もっといえば国とは何なのか。

なぜ人は争いのほうに向かってしまうのでしょう。それが人間という生き物なのかもしれませんが、私はその考え方は受け入れるつもりはありません。争いをなくせるのが人間だと信じているから。きれいごとかもしれませんが。

もっともそんな人間だけで世の中がうまく回るわけもないので、やっぱりみんなは一生懸命でいてください。みんなが一生懸命全力やっているから、私のような適当な人間がのらりくらり生きていけます。それはもう感謝しかありません。

とりあえず一生懸命になることに疲れたらご連絡ください。日頃の感謝の気持も込めてビールの1杯くらいおごります。そこまでは稼いでいないので、2杯目からは自分で払ってください。なんなら私の分も払っていただいてもいいですよ。

何の話でしたっけ?

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