違う業界の人たちと交わる【異文化だから学べること】

境港での取材、2日目が終わりました。現地の人とサイクリングをしたり、ここでしか体験できないことをさせてもらったり、夕方からはひたすら料理を作ったり。ただただ楽しいだけの時間を過ごさせてもらっています。世の中にはいい仕事があるものです。

普段はほぼ自宅引きこもりなので、人に会えるというのはそれだけで楽しいものです。コロナ禍になってから会えなくなった人も多い中で、新しくつながりができるのは幸運というか、とても贅沢なこと。その人たちの話を聞くのもただただ楽しい。

今回は前回以上に境港の地元の人たちの声を聞けましたし、一緒に取材をするチームの方とも話をする時間もたっぷり用意されており、自分の知らない世界にほんの少しだけ触れられたのですが、あたり前のことですが人それぞれ人生があるのだなと。

私は影響を受けやすいタイプなのに頑固なところもあるので、話を聞いて「考え方が変わった」とかいうことはないのですが、自分と違う思考の人たちに触れることで、無意識の部分で刺激を受けて自分の幅が広がっていくのを感じます。

今回はゲストハウスに泊まったのもあって自分たちで調理。それも取材の一環なのですが、普段の旅で料理することはないので、これもいい体験でした。作る量が多かったのもあり、ひたすら3時間くらいキッチンに立っていましたが。

人に食事を作るのは好き。美味しくできるかどうかいつも不安なのですが、今回は半分は思い通りでしたが、もう半分は失敗。美味しいとは言ってくれましたが、他の家のキッチンに振り回されてしまい、いまいちの味になったものも。

信じられないくらい美味しい創作料理もできたので、プラスマイナスゼロ……だと思ってもらえればいいのですが、また作るチャンスが与えられるのかどうか。ただ、料理を作ってみんなで食べて飲んでするのは本当に久しぶりのこと。

料理を振る舞うのが好きだったという感覚も、久しぶりに思い出しました。鶴巻温泉に引越ししてから、いや大和時代も人を招くなんてことをしていませんでしたが、たまにはやってもいいのかもしれません。ただ大人数は呼べませんが。

今日は話がいろいろと飛びます。今月末に伊豆の宿での仕事が入りました。ここも異文化に触れられる場所のひとつです。宿での仕事そのものが異文化ですし、そしてそこに宿泊者がやってきて交わっていく。ライティングの仕事では体験できない世界。

どこに行っても思うのは、みんな一生懸命だということ。それに比べて……とはいいませんが、私は一生懸命働くということはほとんどありません。別に手を抜いているという話ではなく、情熱を持って取り組んでいないという意味で。

万里の長城マラソンは情熱を持ってますが、RUNNING STREET 365も他の仕事も淡々とこなしていく働き方をしています。これを変えるつもりはないのですが、情熱を持って働いている人と一緒に仕事をするのはシンプルに心地良いものです。

目的地に向かってまっすぐに進む姿は、自分にできる範囲で全力で協力したくなりますし。面白いもので、そこに情熱はないんですよね。淡々と手伝う。それが自分のスタイルなのでしょうね。いろいろな人と触れ合うことで、そんな自分の特徴が見えてくる。それも異文化交流の面白いところです。

RUNWAY練習会開催中

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