正論の裏にある現実【人生の選択肢で間違いなど1つもない】

  • 2022.04.25
  • (更新日:2022.04.24)
  • LIFE
正論の裏にある現実【人生の選択肢で間違いなど1つもない】

昨日は大山トレランイベントをしたのですが、天気予報が雨ということもあり参加者が2人で、合計3人での山登り。頂上を目指しましたが、走力や天候を考慮して目的地を下社にして、そこからバス停まで下山。電車とバスで鶴巻温泉まで戻ってきました。

雨なので仕方ありません。中止にするという選択肢もありましたが、スタート時間は雨ではなかったので、臨機応変に対応すればいいかなと。結果的にはそこまで濡れることもなく戻ってこれたので、次第点の判断ができたのでしょう。

このあたりはかなり判断が難しいところでしたが、参加してくれた2人が柔軟な対応ができる人だったので助かりました。もしメンバーに「どうしても山頂に行きたい」なんて人が1人でもいたら、かなり面倒なことになります。なのでお金をとってのランイベントとかはしたくないなと。

私がトレランイベントをするときに大事にするのが、無事に帰ってこれるということ。過去に1人だけ大きなケガをしたことがあって、万里の長城マラソンに出場できなくなったという経験があるので、安全に対してはかなり敏感に反応するようになっています。

Advertisement

鶴巻温泉に戻ってきて、居酒屋五郎兵衛に行く前に、いつもどおり鶴巻温泉の日帰り温泉「弘法の里湯」に向かいました。あまり濡れていないとはいえ、体が冷えていますので温泉の暖かさが身にしみるものがあります。

弘法の里湯には内湯と露天風呂があるのですが、内湯でしっかりと体を温めた後に露天風呂に移動。お湯の質が違うのでしょうか、内湯のほうがかなりしょっぱいように感じます。でも体を冷やさえる露天風呂も捨てがたい。

そんなことを考えていたら、右隣で学生さんが2人でアルバイトについて議論していました。1人は「自分は勉強しか取り柄がないから塾のアルバイトでいい」と主張し、もう1人が「人生経験になるから飲食のアルバイトもしたほうがいい」と述べていました。

今どきの学生はそんなことまで考えるのだと感心しながら、「人生経験になるから」というのはどういうことなのだろうかと考えさせられました。確かにそれは正論に聞こえますが、現実社会において正解とは限りません。

Advertisement

もし飲食のアルバイトを経験したら、確かに「経験した」と履歴は残ります。でも「経験しなかった未来」を手放すことになります。さて経験することと、経験しないことは、その学生にとってどちらのほうがいいのでしょう?

私も20代だったら「経験することが大事」なんて言っていたかと思いますが、この歳になるとその裏側にあるものも見えてきます。経験しないことで進む世界線では、経験したことによる世界線とは違った未来がまっています。

どちらが正解だなんて、誰が答えられるというのでしょう。

いつの間にか世の中は「正解を選ぶことが正しい」世界になっています。社会全体で考えればそれは間違っていないように感じますが、それは失敗の確率を減らせるだけで、同時に跳ねる未来を削り取っている可能性もあります。

経験のために何かをやるということは、何かをやらないという未来を排除します。それは本当に正しいのか。正しいと胸を張って言えないなら、誰かに対して偉そうに講釈を垂れるのはかっこ悪いこと。まぁそこでやってしまうのが若さであり、それも経験。彼が友だちから煙たがられても、それも人生です。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:日比谷公園
参加費:2,000円
申込:こちら

LIFEカテゴリの最新記事