2000年代が20年も前で「ラブストーリーは突然に」は平成の名曲という違和感

原宿でUberEatsの配達中に、モデルさんのような見た目の女の子が、「これ2000年代の帽子だから、少し深くて……」というようなことを、一緒にいた別の子に話をしているのが聞こえてきました。2000年代ってつい最近ではないかと思ったのですが、よく考えたら20年も前の話。

それとは真逆なことがYouTubeミュージックで選曲しているときにありました。平成の名曲というプレイリストを再生していたら、「ラブストーリーは突然に」が流れてきて、一瞬思考停止。確かに「ラブストーリーは突然に」は平成の楽曲なのですが、印象としては昭和の楽曲なんですよね。

平成はつい最近のことという思いがありますが、平成元年は30年以上も前のこと。このあたりの感覚というのがかなり曖昧なのは私だけなのか、それとも世の中の中年はみんな同じなのかはわかりません。困ったことに、私は18歳くらいから精神年齢があまり変わっておらず、いまだにどこか子供っぽさが残っています。

成人式に出てないからだと思ってて、きっとみんな成人式で聖水をかけられたり、20mくらいのバンジージャンプとかしたりして、精神的な大人になる儀式を通過したと思うのですが、私はそれをしていないから大人になれてないんだと思ってます。出席した方がよかったかというと、そうは思いませんが。

今の若い子が2000年代のファッションを、オールドファッションと捉えている(ドーナツではない)ことは、なかなか恐ろしい話です。なんせ、私はその頃からフッションがあまり変わってないから。知らないうちにトレンドから取り残されていたわけです。いや、そもそもトレンドは追っていませんが。

トレンドから取り残されて20年経ったら、オールドファッションとして、ちょっとオシャレな感じになっているかもなんて、少しだけ期待してます。そこは正直どうでもいいのですが、おそらく私は今の若い子たちとは価値観が大きくズレているはず。だって20年以上前から、自分の価値観が変わってないわけですから。

最近の若者はエコなアイテムを積極的に選ぶそうです。SDGsとかってメディアやメーカーが持ち上げてブームを作っていると思っていましたが、もうすでに地球環境について考えているメーカーのアイテムでないと、若者相手に売れない時代になっていると、メーカーの方から聞いたことがあります。

その時点で価値観がまったく違います。私なんか、自分に似合う服ならなんでもいいというのが基本スタンス。あとは清潔感を大事にはしていますが、エコであることなんて1ミリも考えたことはありません。地球のことなんて、本気で考えてるほど暇ではありませんし。

世の中はどんどん進んでいます。キャッシュレスの波には、ほんの少し乗り遅れかけましたがなんとか追いつきました(モバイルPASMO専門ですが)。でも、モバイルオーダーとかは不安ですし、フードデリーも使ったことがありません。こうやって、知らないうちに取り残されていく。

江戸時代だったら、山に捨てられてしまったかもしれません。それなのに時代の流れに取り残されても、どうにかして救ってくれようとするのが現代。人口が減っているから、労働力として簡単には捨てたくないだけかもしれませんが。いずれにしてもこのままだと、若者との間にある壁は高くなっていくばかり。

それを受け入れてしまえば楽になるのですが、物書きの端くれとしては世の中の流行りや新しいトレンドなどは、それなりにきちんとしておきたいところ。ファッションアイテムだって、若者のやり方をそのまま迎合する気はありませんが、知識が20年前から進んでいないというのはよろしくありません。

いつかは「もうついていけない」となるのかもそれませんが、そうなるまではきちんと世の中の「今」を把握できるように、意識的に新しいファッションやテクノロジーを取り入れていくこと。それを楽しみながらやれるといいですね。時代に取り残されるにはまだ少し早いですから。

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