その土地を好きになるには、美味しいお店があればいい

  • 2022.05.01
  • (更新日:2022.04.30)
  • LIFE
その土地を好きになるには、美味しいお店があればいい

GWなので伊豆高原の宿のお手伝いに来ています。今回は4泊なのですが、飛び石で1日清掃の仕事も入ったので、6泊にするか1度家に帰って整えてから来るか。今回で4回目にもなるので、そろそろ周りを見る余裕もできて、そうなると食いしん坊としては美味しいお店を探したくなるもの。

私はわかりやすい性格をしてて、どの土地に行っても美味しいお店が見つかれば、その土地を好きになります。反対に、美味しいお店に巡り合わない場合には、その土地に行くことがなくなります。「また食べたい」は私にとっての原動力のひとつ。

なぜこんなにも食い意地が張っているのか。子どもの頃は出されたものを食べる以外に選択肢はなく、お代わりをすることも残すということもせず(まれにお代わりはしたような記憶)。食べ物の好き嫌いは口に出すことはあっても、それを食べないという選択肢はない親に育てられました。

嫌いだから残していい訳もなく、出されただけはきちんと食べる。大人になってから外食をして、どうしても食べきれなかったときに「残す」という行為を選ぶしかなかったときの罪悪感。それは今でも変わっていませんが、46年も生きていれば食べ切れない量を注文することはありません。

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残さず食べるということが、食い意地が張ることに影響を与えるのかどうかはわかりません。もしくは好き嫌いなく食べさせられたことが、大人になってから反動として「美味しいものだけを食べていたい」として出てきたのかもしれませんが、科学的根拠はありません。

いずれにしても食いしん坊であり、今回は初日だけ外食のつもりだったのですが、清掃を終えてお店に行ったら第1候補も第2候補も食材切れ。さすがGWの伊豆高原といったところ。さすがに私はそれも想定していたので、ちゃんと第3候補まで用意していました。

魚料理が安くて美味しいと評判の「だんらん」というお店。名物のポキ丼は品切れでしたが、なんとか入店できてキュウリポキ丼なるものをいただきました。ポキ丼の玉ねぎがキュウリになったものだとか。トップの写真がそれで、漬けになっているマグロにキュウリを混ぜた丼。

ここまで書いていれば、この先を言う必要はないかと思いますが、美味しかったわけです。お店のおばちゃんもいい人で居心地もいい。そしたら、伊豆高原が好きになるじゃないですか。ポキ丼以外にも気になる料理がいっぱいあったので、これは頻繁に通うことになりそうです。

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問題は第1候補と第2候補です。食べられなかったなら、やはり気になりますよね。ひとつはお釜で炊いたご飯のお店で、もうひとつは野菜のカレーが人気のお店。今日は清掃がなく、早めに行けそうなので朝練をした後にどちらかのお店まで行ってこようかと。

こうやって行きたいお店が増えていくのも嬉しいところ。伊豆高原なので価格が高いお店も多いのですが、第1候補から第3候補まで、いずれもリーズナブルな価格設定で懐にも優しいのが嬉しいところ。もちろん激安とかいうわけではありませんが、同じクオリティのものを都内で食べたら1.5倍くらいします。

伊豆高原でも観光地となっている飲食店だと1.5倍ですね。それを悪いとは言いませんが、日常使いできるほど裕福ではないので「安くて旨い」が私にとっての好きなお店の条件です。どこぞのイタリアンのシェフが……みたいな世界とは無縁の人間です。

そういう意味では自分で作った料理が最強なんですけど(特にコスパが)、そう思えるのはやっぱり外で美味しいものを食べているから。そして美味しいものを食べるのは、働く活力にもなります。ここでの仕事を続けられるように、じっくり開拓していこうと思います。

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