玄米生活を始めました【食生活が変わると内臓がついてこれなくなる?】

このブログでもよく書いていますが、私は宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」のような生き方をしたいと常々思っています。まだ俗人から抜け出すことはできていませんが、「こうありたい」の指針はそこにあり、形から入るタイプの私は、とりあえず1日4合の玄米から始めてみようかと。

私のこれまでの食生活は、季節によって多少変わりますが、朝はキャベツのサラダと豚のしゃぶしゃぶ肉にヨーグルトと果物を基本としています。冬はサラダがきついので茹で野菜にしたり、豚肉を鶏肉にすることもあります。これに昼夜兼用で玄米ご飯と味噌汁におかずという生活をしています。

玄米ご飯は1回に2合炊いて、3回に分けて食べます。これを1日4合にしておかずを減らしたいのですが、もちろんそんなことはできないわけで、まずは1日3合にして朝と夕方の2回に分けて食べることに。流石に玄米と味噌汁だけでは食欲が湧かないので、お漬物などを体力に買い込みました。

朝はタンパク質を摂るためにやめていた納豆生活を再開。そして夕方は玄米に慣れるまではインスタントカレーを使ってカレーライス。もっとも普通の2倍近いお米の量なので、とてもカレーライスとは言えない、カレー味の何かになっていますが。それに味噌漬けとお味噌汁。

まだ3日しか経過していませんが、2日目から体がだるくなってしまい、3日目もだるさは抜けません。それも体は重いのに空腹感があるという状況。内臓には玄米がパンパンに詰まっているのに、栄養を吸収できてない感じがあります。本来なら食生活を元に戻すべきなのでしょうが、思うことあってそのまま継続。

そう言いながら今夜から実家なので、食生活が戻るというか、また変わるのですが。理由はわからないけど、体が玄米から栄養を摂りきれてないか、1度に食べる量が多すぎて、内臓が疲れてしまったのか。いずれにしても、力が出ない感じがあり、すぐに眠くもなります。

これを1ヶ月続けたらどうなるかという人体実験なのですが、ふと思い出した話があります。それは明治時代に日本にやってきたドイツの医師ベルツが、人力車夫の体力に驚き「肉を食べさせたらもっと走れる」として肉を食べさせたところ、まったく走れなくなったという逸話です。

話の真偽はわかりませんが、なるほどこれの逆パターンなんではないかと思ったわけです。人力車夫は肉を食べたから走れなくなったのではなく、食べ慣れないものを食べたから、消化吸収ができなくて、栄養不足で走れなくなったのだとすると、私がいま感じている状況下と整合性がとれます。

上記の逸話を私は半信半疑だったんです。この話は肉食がよくないという話をするときによく出てくる話なのですが、穀物中心の食事から肉中心の食事に切り替えただけで、そんな即効性があるのだろうかと。徐々に走れなくなるならわかりますが、いきなり走れなくなるのは、ちょっと信じられないわけです。

でも、消化吸収ができなかっただけなら「ありえる」わけです。実際に私がその状態になっています。人間は食べ物によって腸の中にいる細菌の種類が変わります。穀物ばかり食べている人は、穀物を餌にする細菌が多くいて、おそらく消化も普段食べているものに最適化されています。

そこに肉が転がり込んできても、消化もできないから吸収もできない。結果、お腹が膨れているのに力が出ないということになります。あくまでも私の仮説ですよ。ただ、そうだとしたら、腸内環境が変わるまで、私はこの怠さと付き合わなくてはいけないことになります。

1ヶ月で変化が……というのは甘い考えて、もしかしたら1年くらいかかるかもしれません。ただ、乗ってしまった船ですから、最後まで乗っておこうかなと。そうなると、この味気のない食事が続くわけでして、精神的に耐えられるかどうか。まあ外食率も高いのでなんとかなるかな。たぶん、きっと、おそらくは。

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