境港で取材しています【繰り返して仕事をもらえるという意味】

昨日から3回目の境港での取材がスタートしました。これまでは少しディープな内容でしたが、今回は妖怪ガイドブックが新しくなったというのもあって、定番コースを紹介するというもの。呼ばれるのはありがたいことです。

ここでも何度か書いていますが、私は自分の文章力を信じておらず、クライアントが「良かった」と言ってくれても半信半疑。でもリピートで仕事をもらえると、内容に満足してもらえたということなので、ちょっと安心します。

FLOPEEZEの動画作成も繰り返して発注をもらえているので、それは評価してもらっているということなのでしょう。伊豆の宿の仕事も同じですね。成果を残しているから「また次も」となってもらえる。リピート依頼ほど嬉しい評価はありません。

それでもやっぱり半信半疑ですけどね。自分の評価は自分ではできないもので、リピート依頼されても納品するときにはいつだってドキドキします。フリーランスは高く評価されなくなったら終わりですから。積み重ねてきたものも一瞬で消え去りますから。

実際に、リピートしてくれていたクライアントさんでも、ある時からまったく連絡がなくなることもあります。きっと何かをやらかしてしまったのでしょうが、フリーランスであっても去る者は追わずのスタンスは変わらないので、いずれも理由はわからないまま。

ある程度の評価をされるようになったら、次は「あなたの文章を読みたい」というファンを増やす必要がありますが、RUNNING STREET 365やこのブログを除いて、その領域の仕事はまだできていません。そこが私の現在地です。

たとえば司馬遼太郎さんや浅田次郎さん、北方謙三さんなどの作家さんは、「この人の文章を読みたい」という気持ちにさせられます。それがどこからくるものなのかはわかりませんが、はっきりしているのはそれが私に足りないものだということ。

だからといって、炎上覚悟で煽るようなことを書こうとは思いません。あくまでも私はいつも穏やかな文章にこだわりたいですし、言葉に負の感情を乗せるなんてことは20代でやりきりました。そして、それは自己満足にすぎないことを知っています。

私が目指すのは、空気のようにそこにある文章。特別感はなくリラックスして読める。ただ、また読みたいと思ってもらえる。望んでいることはきっと私が思っている以上に高度なことなのですが、極めるのは10年後でも20年後でもいいわけでして。

ただ、このブログを読んでくれている人がいて、その人たちが何かを感じて、自分で考えるきっかけになってくれるといいなという思いはあります。避けたいのは私が崇拝されるような構図。私はそこからは徹底して逃げます。

崇拝されることに酔える人もいるようですけどね。「レジェンド」と呼ばれて悦に浸るような人はいまだに一定数います。誤解を恐れずに言えば、私はそれを気持ち悪いと感じます。人間に上下などなく、特別な人間などいないと思っているので。

ましてや自分が特別だなんて1ミリも思えないわけです。そして成果物に対して「これでいいのかな」といつも不安を感じている自分でいたいわけです。そしてリピート依頼という評価に胸をなでおろす。それくらいがちょうどいい。

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