梅ジャムを煮込む【なんでも屋を名乗ってもいいかもしれない】

  • 2022.08.12
  • (更新日:2022.08.11)
  • LIFE
梅ジャムを煮込む【なんでも屋を名乗ってもいいかもしれない】

宿は宿直の仕事がメインなのですが、部屋の清掃やその他の雑務をお手伝い。初日の夜はジャムを煮込むというお仕事。実は前々回もいちごジャムを作るという。そのときは鍋の番だけだったのですが、今回は最初から最後まで。

宿のお仕事はいろいろもらい物があるんですが、食べきれなかったり、調理する時間がなかったりで、冷蔵庫を圧迫していくそうで、それを何とかするためにジャムにするわけです。ジャムなんてもう10年以上前に作ったっきり。作ったかどうかの記憶も怪しい。

梅果肉の重量に対して、65%くらいの砂糖を入れるのですが、今回は500g以上の砂糖を使うという……こういうのを作るとわかるのですが、ジャムって「◯◯風味の砂糖」ですよね。いえ、別に批判しているわけではありません。ジャム好きですし。

ジャムの話はいいんです。私の仕事ってそこそこ幅広いなと。ライティングがメインですが、動画撮影もしますし、編集もします。ちょっとしたコンサルティングもして、ランニングトレーナーも。そして宿の仕事でジャムを作るわけです。

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もう無理な気もしますが機械設計もできます。3DCADができて、解析もできて現場で組み立てもできる。これならもう「なんでも屋」を名乗ってもいいかもしれません。フリーランスと言えば似たようなものになりますが。

伊豆高原に来る前に国民年金基金の申し込みをしました。毎月約2万円多く払うと年金額が増えるというもの。将来に向けてコツコツ貯蓄しようと思っていたのですが、思うようにできておらず、だったら強制的に引かれたほうが良さそうなので。

以前は廃業したときに受け取れる小規模企業共済に加入していたのですが、手元にあると使ってしまうわけです。だったら年金で回収できるタイプの国民年金基金のほうがいいかなと。親世代の人たちを見ていると、年金というのは最強のセーフティネットだなと思ったのもあります。

それに加えて「何でもできる」というスキルを持っていれば、とりあえず寿命までは生きていける気がします。もっとも寿命がすぐにやってくることも考えられますが。いずれにしても、スキルと備えは大事。きっと私が思っている以上に。

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私が65歳まで働くとして、残り19年しかありません。できることなら、65歳になっても誰かに何かを頼まれるだけのスキルを持っていたものですが、仕事もなく十分な貯蓄があるなら、そこからは静かに暮らそうと思っています。本を好きなだけ読んで、体に無理のない範囲で毎日走る。

もしくは晴耕雨読もいいですね。小さな畑で自分が食べるだけの野菜を育てる。食費の話ではなく、野菜を育てるという形で体を動かせるのがいい。これは本当なら今からでもやらなくてはいけないこと。私を含め現代人は鍬を持つことがないから、肩甲骨周りがかなり弱い気がして。

きっと江戸時代の農家の人は、肩こりなんてしなかったんでしょうね。別にそれが素晴らしいことなのかどうかはわかりませんが。そういえば昔の農家は家を建てたり、用水路を整備したり、藁で日用品を作ったり、なんでも屋みたいなところがあったとか。

とりあえず、私はいただいた仕事を断ることなく、ひとつずつこなしていくスタイル。そうやって自分のスキルを高めていき、また依頼を受けるというのがハダシスト流。やりたいことも夢も目標もないわけでして、それよりも誰かの夢や目標を叶えるサポートをしていたいかな。

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