右目と左目を遠近で使い分けているらしい【ナチュラルなモノビジョン】

昨日はメガネを作るお仕事でして(世の中にはいろいろな仕事があるものです)、あるメガネショップできちんと目の測定をしてもらいました。そこでわかったことは、私は右目で遠くを見て、左目で近くを見ているということ。

これをモノビジョンと呼ぶらしく、片方の目がそれぞれ別の役割を果たすとか。モノビジョンだと老眼対策になるらしく、手術してわざとモノビジョンにする人もいるとか。もちろん私は天然物のモノビジョンで、まぁ偶然の産物です。

右目に比べて左目の視力が悪すぎるという検査結果で、何でだろうみたいなところまで調べてくれるメガネショップでして、モノビジョンが発覚したというわけです。そう言われれば思い当たるフシは多々ありまして、そして意識してみるとやっぱり、左右それぞれで遠近を使い分けています。

遠くを見るときに左目が見えていないなとずっと思っていたのですが、なるほどそういうことなのかと腑に落ちたお話です。ただ、これってずっと昔からなんじゃないかと思ったり。なぜなら、私は遠近感が昔からよろしくないんです。

この遠近感のなさで野球をやめましたし、サッカーもロングボールの処理がめちゃくちゃ下手。しょうがないですよね、モノビジョンで距離感がつかめていなかったわけですから。なるほど、サッカーが下手だったのはこれが原因なのかと、ちょっとすっきり。

そういうものは、もっと早く教えてもらっていれば、サッカー選手になるなんて無謀な夢を追いかけなかったのに。いや、わかっていたらわかっていたで、距離感という部分は別の方法でカバーしていたような気がしますが。

いずれにしてもサッカーも野球もしていない今となっては、知らないうちに強力な武器を手にしている状態。なんせランニングではデメリットがありませんので。ただトレランなんかは遠近感がないのはやや危険。そういう意味では裸足で走って感覚を鋭くするのはなるほどなと。

最近はあまりなくなりましたが、以前は長い距離を走ったあとに焦点が合わなくなって、気持ち悪ことがあったのですが、あれもモノビジョンが関係していたのかもしれません。今度同じような状態になったら、どうせ見てないので左目を閉じることにします。

これ以上はメガネを作るお仕事と内容が重なりそうなので書きませんが、何歳になっても知らないことや自分の体に関する発見があるものですね。こういうことがあるから人生は面白い。これまで46年も生きてきてずっと謎だったことがふとわかるって、すごくないですか。

ただ、そういう発見が起きるのは、自分とは違う場所で生きてきた人と交差するときなんですよね。だから家にずっと引き篭もっていたら何も気づかないまま、時間だけが流れていくわけです。これだけ多くの人と出会えるという点では、やっぱりフリーランスになって正解だったなと。

9月16日でフリーランスになって7年が経過します。7年間でいろいろな出会いや別れがあったなとしみじみ。もちろん続いてきた関係もありますが、7年前と同じ関係などひとつもなく、それぞれに変化があり、そして刺激をもらえています。

私は常に変化を求めるタイプなので、新しい発見をただただ面白いと思うのですが、これからもその姿勢だけは変えずにいきたいですね。とりあえず、今回発見したことをランニングにどう反映するか、いろいろと試行錯誤してみます。

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