ピンチはチャンス!落ち込んだ時ほど高く飛べるはず

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10時に寝るのは少し無理なのだが、10時台には寝ているし5時に起きている。5時に起きてストレッチとピラティス。夜はお風呂で本を読みながらリラックスできている。ちょっとは人間らしい生活を送れているような気にはなっている。あとはここにランニングを入れて、クリエイティブな仕事も入れて…

胃の具合も気になるが、やはり白米の生活は物足りなさがあるので玄米食に戻すことにした。アルコールは内視鏡の前日に飲んだ以降一滴も呑んでいない。そして今日からランニングを再開した。ゆっくりとだが、日常を取り戻しつつある。実は日常を取り戻すということが一番重要なのではないかと思っている。

もちろん、まだ胃潰瘍が治ったわけでもないし、身体中の痛みは続いている。軽くではあるが頭痛もある。無理は禁物で、アルコールはもっと禁物なのだが、心のあり方が安定していると、多少の傷みでも気持ちが凹むことはなくなる。「胃がんかも」なんて怯えてた日々はくしゃみひとつで不安にもなっていた。

人間というのは単純な生き物だ。気持ちひとつで同じことでも喜びになることもあれば悲しみになることもある。仲間がいると思うだけで乗り切れることもあるし、自分一人だから乗り越えられる壁もある。どれもこれも気持ちのあり様でなんとでもなる。そういうことをこの1ヶ月で学べたような気がする。

そして自分の弱さも感じることが出来た。いつ死んだっていいとは口では言うものの、実際に命の終わりの影が見えただけでただただ怯えるだけの日々になっていた。わたしは弱い。そしてまだ人生を生き切っていないのだろう。まだまだ深く生きることができるし、1日1日をもっと密度の濃いものにもできる。

幸か不幸か、胃潰瘍になったことでわたしは自分を見つめなおすことが出来たし、自分を整える機会も与えられた。ピンチはチャンスと成功者が口にするが、まさにその通りなのだろう。自分を追い込むほどピンチではあったが、追い込みきれらずに立ち直りかけている。立ち直りさらに飛躍するチャンスが目の前に広がっている。

とはいえ、痛感したのはあれもこれもはできないという当たり前のこと。できることは目の前にあることをひとつひとつ丁寧に仕上げていくことだけ。わたしには天才的な閃きもなければ、ずば抜けた才能もない。ただコツコツを積み重ねるだけ。それでいい。それが私のスタイルなのだから。

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