この国で生活していくのにほんとうに必要なお金について考えてみた

  • 2015.07.01
  • (更新日:2019.11.13)
  • LIFE
この国で生活していくのにほんとうに必要なお金について考えてみた

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昨日、新幹線の中で火災を起こした男性が知人に「年金が少ない」と話していたそうだ。詳細は知らないし、興味もないのだがひとつ気になるのは、わたしたちは一体いくらのお金があれば生活してけるのだろうかということだ。わたしはいま新しい暮らし方を模索している。

たとえば平成26年度時点でのわたしの年金額が733,300円と試算されている。まぁここから減っていくことは容易に想像できるが、いまそれを言ってもしかたない。

この金額を12ヶ月で割ると6万1千円ということになる。専門家の試算では独身者がそれなりの暮らしをするのに20万円は必要なのだとか。ということは年金だけでは生活が出来ず、1ヶ月あたり14万円の蓄えが必要になる。

その金額に対して生きている期間をかけたものが退職するまでに蓄えておかなければいけない金額で、数千万円は貯めておきましょうなんてマスコミが煽っている。

ちょっと待ってほしい。本当に老後のひとり暮らしで20万円ものお金が必要なのだろうか。老後でなくともだ。

新幹線で火災を起こした男性は都内で暮らしている。もうその時点でおかしいということに気付かなければいけない。東京は家賃が高いのはあえてここに書く必要もないぐらい常識だろう。シェアハウスというのも流行っているが、あれは誰にでもオープンなわけではない。

高い家賃が生活費の多くを占めるなら安い家賃の場所に行けばいい。この国の物価がいかに高くともひと月2万円で借りれるアパートなんていくらでもある。食事も自炊をきちんとすれば1ヶ月1万円〜2万円で抑えることもできる。光熱費も1万円あれば足りるだろう。

ざっと計算しただけで1ヶ月5万円で生きていくことはできる。そこには人生の楽しみはないと言う人もいるだろうが、毎日山を歩くのもいいし、雨の日は図書館で借りた本を読めばいい。少なくとも現段階でわたしの手にする年金で生きていくことはできる。

勘違いしないで欲しいが、新幹線で火災を起こした男性を否定したいわけでもなければ、ひと月5万円で生活しろというわけでもない。考え方を変えれば最低限1ヶ月にかせがなければいけないのは5万円程度ということを示したいだけだ。

実際は他にも支出があるので5万円は無理だとしても、10万円あれば十分だろう。もちろん結婚などしないし、当然子どもを育てるということを手放さなすことが前提だが、何かに挑戦しようとしたり、社会の競争から降りたくなったとき、生き方を変えればもっとゆったりとした働き方で十分だということがわかるだろう。

あれも欲しいこれも欲しいという生き方を否定はしない。でも、あれもこれもなくても豊かに暮らすことはできる。いや、むしろ豊かさというのはその先にあるのではないだろうか。

はっきりしていることがある。多くの人があたりまえだと思っている常識は疑ってかかるべきだということだ。常識を常識と思わず、自分ならどうするかということを考え工夫する。人生の楽しさは間違いなくそこにある。

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