2回目の成人式を迎えたわたしの誓い

2016年01月11日21時21分37秒

何で自分がこんなにも子どもっぽいのかわかったよ。成人式に行ってないんだよ。あれでしょ、みんな成人式とかって足にロープ括りつけて30mとかの崖からダイブとかするんでしょ。そしたら大人って認めてもらえるんでしょ。

その儀式やってないもん。そりゃ子どものままだよ仕方がない。

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その前に成人式の通知ハガキもらってない。正確にはうちには届いたみたいやけど母が行かんやろうって捨てたらしい。大学で引っ越ししたから成人式に行っても友だちがいるわけじゃないし…って、黒ヤギさんでも成人式のハガキぐらい食べずに渡してくれるよ!

いや手元に届いても行かなかったよ。だって年度末の試験前でそんなところで浮かれている場合じゃなかったですもん。誰もほめてくれないから自分で言うけど、大学では勉強できる子だったんだよ。鶏口だけどさ。

いま思えば自分の二十歳の頃はなんにも知らないひどい状態だったかも。知識もそうだし人生経験も完全に足りていない状態。まだパスポートすら持っていない状態かな。初海外のブラジルに行ったのはたぶん1996年。

まだサッカー選手になれると思っていた頃だな、そんなんだから大学生活は勉強とサッカーとバイトだけ。少しだけ彼女がいた期間もあったけど、あれもこれもは無理でした。大学時代に合コンとか一回も行ったことありません。

ひどい学生時代だと思うけど、あれはあれで充実していたし、いまの自分の基礎を作ったのは間違いなくあの時代。二十歳の頃があったからいまの自分がいる。恥ずかしくなるくらいアホあやったけど、まっさらな状態でもあったわけだ。

二十歳の頃に四十歳の自分を想像することが無意味だと思うぐらい、いまは違う場所に建っています。でもあの頃夢を追いかけたように、四十歳になった今も変わらず夢を追いかけ続けています。

あの頃からずっと全力疾走。いつ倒れるだろうかと思ってたけど20年は走り続けられました。ならばきっともう20年も走っていけるよね。六十歳になっても夢を追いかけている自分でありたい。

間違っても安定なんて求めたくはない。ずっと身を切るような厳しさの中で生き続けたい。いつだってギリギリの自分を出し続けたい。こう見えて結構欲張りなんです。

 二十歳の頃に今の自分を想像できなかったようにいまの自分が六十歳の自分をイメージしても大して意味はない。ならばやるべきことは毎日を全力で生きることだけ。明日布団の中で目を覚ますことがなかったとしても後悔しない生き方をする。

それが2回目の成人式を迎えたわたしの誓いだ。

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