物書きは「細かいことを気にしすぎている」ことを誇りに思う

  • 2016.07.03
  • (更新日:2019.11.13)
  • LIFE
物書きは「細かいことを気にしすぎている」ことを誇りに思う

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報告があります。

twitter(@tshige07)ですでにつぶやきましたが、3km走れました!

1kmも走れなかった数日前から大きな前進です。ただ3kmを超えたところで心拍数が一気に上がりそうになったので、そこで無理はせず終了です。

そしてその3kmもジョギングというは散歩に近いようなスピードでしたので、なんとか3kmといったところ。

本当は走るつもりはなかったのですが、今朝目が覚めたときにここ最近で一番いい呼吸ができていたので、もしかしたらちょっとは走れるかなと感じたためです。

昨日の段階でまったく息を吐けていませんでしたが、いまはそこそこ吐き出せます。

やったことといえば仰向けになって小さなスプレー缶を背中と床の間でコロコロしただけ。本当はテニスボールとかゴルフボールがいいんですが、背中の硬さがハンバなかったのでテニスボールで意味がないと思い・・・

どれぐらい硬いかっていうと、自分の拳を握って広背筋を叩いたら手が痛くなるレベルで、完全に鉄板みたいになっていたのをほぐしました。

それが効いたのか、それとも昨夜、銀座三州屋で行われたクレイジーランナーの三州ツバ吉さんのマラソン報告会で、ビールをたくさん飲んだのが良かったのか。

いずれにしてもいまも背中は硬いのですが、これまでにない弾力性を感じます。この背中の硬さが走れない原因なら、ゆっくりと回復していくように感じます。

根本的になぜ背中が硬くなったかという部分が見えていないのでちょっと困っていますが。

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三州屋といえば、昨夜の三州屋に来ていた東海道57次ウルトラマラニックの代表の方と話をして、今後のサポートから抜けることを伝えました。

サポートと言っても、結局1回しか行ってませんが。まぁ細かいことを言っても仕方がないので、詳細は書きませんが、自分の器が小さいなということを実感しただけでした。

とりあえず今年からやるよという報告をしていたので、抜けるよという報告もしておきます。

そのやり取りの中で、「細かいことを気にしすぎている」というようなニュアンスのことを言われました。わたしは自分のことを大雑把な人間だと思ってたんですが、その一言で、あれ?そうでもないかということに気づきました。

いろいろ考えても、たしかに大雑把なところのほうが多いのですが、変なところで細部にこだわるところがあります。

で、その変なこだわりは物書きとして持ってしかるべきものなのかなと。

我ながら自分をめっちゃめんどくさい人間だと思っていますが、細部を気にしないと物書きなんてやっていけないんです。例えば文章を書くときでも、言葉の並び順とかをものすごく気にします。

たぶん普通の人は伝わればいいやぐらいなのだと思います。「明日、僕は旅に出ます」「僕は明日、旅に出ます」普通の感覚だとどっちでもいいと思うかもしれませんが、このふたつ使い方がまったく違います。

物書きを生業にしている人ならそれぐらい当然、もしくは本能的に最適な言葉を選んでいるのでしょうが、たぶんそうでない人にしてみると、すごくどうでもいいことですよね。

そんなどうでもいいと思うところにとことんこだわる。それが物書きという生き方です。

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たぶん組織のトップとかには向いていないだろうなとは思うのですが、幻冬舎の見城徹さんのように、こだわってもトップに立つ人もいるわけで・・・まぁ見城さんは見城さんで異端児ですから。

こういう細部へのこだわりが今の自分を作っている反面、様々なものを手放す理由だったのかなとふと思ったわけです。

もう何度も繰り返していっていますが、あれもこれもは手に入りません。いま自分が大切にしているものを得るため、守るためには、過去に大切にしていたもの、懸命になって得たものを手放さなくてはいけないときがあります。

わたしたちに両手しかなく、物理的に持てる量に限界があるように、非物質的にも持てる量には限界があります。

「細かいことを気にしすぎている」はマイナスのニュアンスで言われましたが、物書きとしては最高の褒め言葉ではないかと思うのです。

無数にある言葉の中から最適な言葉を選び、最適な順番に並べる。物書きのすることなんてそれだけです。ただ、その先的な順番というのが個性であり、求められる能力です。

プロの物書きになってまだ10ヶ月ですが、ちょっとずつ本物に近づけているような気がします。

先はまだまだ遠いようですが。

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