皇居ランニングをしながら考えたこれからの方向と目指す理想

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昨日は久しぶりに皇居ランニングをしてきました。

たまたま都内で仕事があったのでラン仲間と走るのもいいかなということで、7時前から皇居をランニングです。

少し気温が涼しめで、定時退社日の多い水曜日というのもあって皇居には多くのランナーがいましたが、わたしが気になるのはやっぱりそれぞれの走り方です。

はっきり言えば、かなりひどい状態です。みんな思い思いのフォーム、自己流の走り方で走っています。

9割以上が肩甲骨が連動せずに、体を捻ってエネルギーを溜めるはずが、ただ上体を振っているだけです。

そんな人ばかり見ていると、わたしのなかでひとつの疑問が湧いてきます。

「これだけの人たちが適当に走っても大きなトラブルを抱えていないなら、別にフォームを直す必要はないのでは?」

人間には適応力というものがあります。多少変なフォームであっても、柔軟に体を使いこなして走ることができます。少しでも速く走りたい人でなければ、別にそのフォームで走り続ければいいのではないかと思うのです。

これが軍隊のような組織であれば話は別ですが、ほとんどの人は走ることが楽しくて走っているわけです。気持ちのどことかで「ちょっとは速くなりたい」という気持ちはあっても、決して強くはありません。

誰もがストイックに走りを極める必要なんてありません。

もし、おかしなフォームでケガをしても、それは休めばいいだけのこと。普通の人たちが毎日走らなくてはいけない理由なんてどこにもありません。

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じゃあわたしの気付きの行き場はどうなるのか。

もしかして、この体の背面を使うということはランニングだけでなく、もっと他のスポーツに展開していく必要があるのではないかという思いが湧いてきました。

本格的に運動と向き合っている、高校生や大学生のようなアスリート志向の人たちに、体の使い方のひとつとして教えることができれば、世界が広がるような気がします。

ランナーの中でも自分を追い込むことを望んでいる人、そのために体の使い方を考えている人なんて本当に一握りにすぎません。

あらゆるスポーツにおいて体の使い方、体の作り方の基本として、背面の筋肉の重要性を説いていく。

それには何らかの実績がやっぱり必要になるので、当面やっていくことは変わりませんが、方向性としてはランニングしか視野に入っていなかったときよりも遥かに先を行っています。

狙ったわけではないですが、ゆっくりとランニングをひとに教えることも増えてきました。まだ肩甲骨を動かさない走りは教えられませんが、肩甲骨の連動なら教えることができます。

教えながら学んでいく、教えることでフィードバックがあります。肩甲骨を固定するというのも人に教えた後に気づいたことですから。

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皇居ランニングのあと、ラン仲間に「若い子向けに美しくダイエットできるランニング教室やったら?」って言われましたが、ランニングでは痩せないと思っていますから、その提案は却下しました。

そういうのは他の人たちに任せればいいんです。ダイエットとランニングを組み合わせて、追求している人たちがいるはずですから。

わたしにできることを、わたしだからできることをする。偉そうな目標ですが、理想はいつだって高く持ち、現実はしっかり足元を見る。

明日いきなり自分の考え方が世の中に浸透して、わたしの仕事が増えるようなことはありません。ただ、いつだってうまくいったときのことを考えておくこと。うまくいくと信じること。

それにしても、何であんなにもみんなひどい歩き方、ひどい走り方になってしまったのでしょう。もっとも1ヶ月前にはわたしもそんな適当な歩き方をしていたので偉そうなこと言えませんが。

美しくダイエットする方法は教えませんが、美しく歩く方法なら教えますよ。歩きながら体を整える方法や、腰痛が緩和される歩き方とか。

もちろん肩甲骨の連動についてもわたしが知っていることはなんでも教えます。コーチ代は生ビールでおねがいします。鶴巻温泉に美味しい居酒屋さんありますよ!

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