「できないことはしない」それがハダシストスタイル

  • 2016.12.14
  • (更新日:2019.11.13)
  • LIFE
「できないことはしない」それがハダシストスタイル

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次の日曜日が台北マラソンなので、明後日の早朝フライトに合わせて明日の夜中には家を出なくてはいけないようです。何も考えずにみかんを1袋購入しましたがなんとかして明日までに消費させなくては。

12月10日から20日までの10日間で、自分の布団で眠れるのが2日間。そして半分は宿泊施設以外での睡眠。41歳にもなって何をしているのでしょう。

行動力とエネルギーがすごいと褒めてくれる(呆れている)人もいますが、正直なんでこんなことになっているのかは自分でも不明です。基本的にわたしは、スケジュールも考えずにやりたいことをしているだけですので、走りたい大会が多いと、どうしてもこうなってしまいます。

今シーズンはフルマラソンを減らそうとした結果、エントリーしているのが北海道マラソンから数えて7レース。昨年が8レースでしたので、1レース減にしかなっていません。

その上、昨年よりもハーフマラソンや10kmを入れたりしているため、トータルのレース数は増えています。

おそらくいまのわたしがやりたいことが、フルマラソンを走るということなのでしょう。気持ちの上では毎週フルマラソンだって全然問題ありません。

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好きなことしかしていないのと、自分のペースで行動をしているため、わたしはストレスのない日々を過ごしています。これはすごく重要なことなんじゃないかと個人的には考えています。

会社員時代も自由に生きていましたが、それでもうまくいかないことや思い通りにはならないことがいくつもありました。その当時は気にしてなかったのですが、こうやって自分だけで働くようになって「あれはストレスだったんだな」と思うことがあります。

人間はやっぱり自分の思い通りに物事を進めたいものですし、何かを誰かに指示されると多少なりともストレスになります。ただ人によっては自分で考えなきゃいけないということにストレスを感じる人もいるようですが。

わたしの場合は1人でコツコツ作業できる状態であれば、かなり気持ちよく働くことが出来ます。マラソン練習なども基本的には1人でコツコツするのが好きです。仲間と走るときは練習というより、そういうイベントのような感覚で走ります。

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先日、大阪に行ったときに中学時代からの友人に「気持ちが落ちたときや滅入ったときどうするの?」と聞かれましたが、「そういう状態になったことがない」とわたしは答えました。

寂しいという感情も、気が滅入ったり落ち込んだりするという感情をなぜかわたしは持っていません。これは会社員時代もそうでした。

基本的には自分ができないことはしないタイプですので、出来なくて苦しむということはありませんし、壁に直面するというようなことが人生においてほとんどありません。

だから成長しないというのもありますが、わたしには出来ないことに向き合うような精神力もありませんし、出来ないことを出来るようにしたいというモチベーションもあまりありません。

そういうモチベーションがないのに、なぜ裸足でフルマラソンを走ることができるのか。それは裸足でフルマラソンをできないことだと思ったことが一度もないからです。

裸足でハルカススカイランを2本走るのも、ほんの少しも無謀だとは思いませんでした。

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もしそれが出来ないことだと思っていたら最初からやっていません。ですのでわたしにとって裸足でフルマラソンを走ることは1度も挑戦だったことはありません。最初の1回も当日になって「できる気がする」と感じたからシューズをカバンにしまいました。

例えばわたしは自分を売り込むことを基本的にしません。もっとアピールして自分のことを知ってもらうことがどれだけ有効なことかは分かっていますが、一時的に自分を売り込むことができても、継続はできません。

きっと性格に原因があるのでしょうが、とても自分自身を「こんなことできます。こんなことやってきました。すごいでしょ?」そういうアピールが苦手なので、これはしません。

そうではなく、自分ができることをコツコツ続けていけば、助けてくれる人は自然と現れます。マイロード靴総合設計の薄井さんに声をかけてもらい、世界で数足しかない和紙布のシューズを提供してもらっています。

最近あまり話題にしていませんが、サンダルのFLOPEEZEからも協力があります。あれやこれやと目をかけてくれる人が他にもいっぱいいます。自分で自分を売り込むと、そういう人たちとの出会いも減っていくような気もしています。

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面白いことをしている人同士は何もしていなくても引き合います。万有引力の法則です。

運命の人とは自然体でいれば、必ず引き合うことになります。自分を売り込むというのはわたしの中では自然な行為ではなく、その引き合う力を消してしまう別の力となるような気がするのもあって、「重松貴志」を積極的に売り出すことをしていません。

そもそもわたし自身は華があるタイプではないと考えています。例えば一緒に万里の長城マラソンの日本事務局をしている青木宏和くんは華があります。それはもうひと目見ればわかります。

彼はメディアにも取り上げられることもありますし、最近では「しゅみたびびと」というサイトで紹介されています。見た目も行動も絵になります。

しゅみたびびと:世界遺産をお祭り気分で走る、万里の長城マラソン旅行

これは決して自分のことを低く評価しているというわけでもなく、客観的に考えてわたしの姿というものはそれほど求められていません。

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わたしに求められているのは、このように言葉にして伝えることです。このブログもRUNNING STREET 365もどんな容姿の人が文章を書いていても関係ないわけです。大事なのはその文章に人を動かす力があるかどうかということだけ。

わたしにはそれができると信じているからこうして文章を書き続け、わたしという存在そのものにカリスマ性や華があるわけではないので前にはでない。そういう割り切りがわたしの中ではあります。

あれもこれも全部うまくやることは不可能です。

できないことはしない。この国ではそういうスタンスはあまり喜ばれませんが、できないことを10個並べるよりも、できることを1個しているほうが効率的ですし、楽しくなります。

できないことをできるようにする人はそれはそれですごいと思います。たぶん世界を変えていくのはそういう人です。そしてわたしはそういう人ではありません。わたしは目の前にいる人、手の届く範囲の人を笑顔にするくらいが精一杯です。

自分の役割を理解して、自分ができることを全力で取り組む。人生はそれでよし。そういう考え方があるということを知っておくと、できない自分を追い込まなくて良くなるかもしれません。

でもきっと会社員だと難しいんでしょうね。


いい努力
著者:山梨 広一
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