引き合う力によって広がっていく世界のその先に見る景色

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和紙布シューズを作っているマイロード靴総合設計の薄井さんが、万有引力の法則ということばを気に入ってくれていますが、新年早々引き合う力が発生して、世界がまたひとつ広がっていきそうです。

まだ詳細はお伝えできませんが、わたしの中国と日本をつなぎたいという思いが、またひとつ一歩踏み出すことになりそうです。わたしの力というよりはわたしを介して2つの大きな力が引き寄せあった形です。

人の縁というのは本当に不思議なもので、同じ志を抱く人はそれぞれが引き合いますし、世界中で同じような思いを抱く人というのが同時発生をしています。

おそらくわたしの生きているうちに、日本と中国の垣根がなくなることはないかもしれませんが、次の世代、その次の世界へと繋いでいくことで、いずれいい関係を築ける時代がやってくる。そう信じて活動している人は増えています。

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一つひとつは小さな活動だったとしても、その全てが力を合わせたとき、間違いなく時代は動いていくはずです。そのときにわたしの小さな力もほんの少しでも役立てばと思います。

国同士はどうしても政治的な力関係が生まれます。これはもういまの政治屋が政治をしているうちは永遠に変わりません。この国をいまだに藩閥が牛耳っている現実を考えれば、彼らは私利私欲意外に動くとは思えません。

本当であれば、大志を抱く者が政治家になり国を動かすというのが筋ですが、政治家になっても何も変えられないことは橋下徹さんを見ていれば分かるかと思います。

たった1人が清廉潔白な政治家として活動しようとも、その下にいる人たちが私利私欲にまみれているわけですから、日本人と中国人をつなぐなんてことは政治とは別の場所で行うしかありません。

わたしにできることは既成事実をたくさん重ねていくだけです。

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両方の国が、いや東アジアの国や地域のすべての人たちが、助け合いながら前進をしているという事実を重ねていくことで、国は実態に合わせて方向を変えていくことになります。

正直国なんてどうでもいいといいたいところですが、本質的な部分で違う国の人同士がつながるには、やはり国というものを意識せざるを得ません。

そうなると自分の中の小さな世界だけでは済まなくなります。否が応でも世界は勝手に広がっていきます。

これはわたしが望もうが望むまいが関係なく、わたしが自分の目標に突き進んでいけば避けられないことなのでしょう。同じ想いを抱いた同士と繋がっていくことで、いつまでも同じ場所にはいられなくなります。

きっと坂本龍馬や西郷隆盛がそうだったように「自分は田舎でのんびり暮らしたい」とは言ってられなくなるわけです。時代はいつだって繰り返すものです。

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もちろんわたしが坂本龍馬や西郷隆盛のような大物ではないことは百も承知です。名もないままに消えていった1人の浪士よりも小さな存在です。

でも自分がやりたいと思ったこと、自分の人生をかけてやるべきことと感じて突き進んでいく先で、必ず出会いがあり同士と出会えるということは偶然ではなくこれはもう必然です。

中国や韓国のことを反射的に「嫌い」という人も大勢いるのは知っています。そういう人たちの心まで変えようなんて奢ったことは考えていません。ただ次の世代にそう考える人を1人でも少なくしていきたい。

そのためにもっとわたしが中国について情報発信をしていくべきですし、中国をもっと身近に感じられるようになってもらうことが必要です。

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そして一番大事なことはその気持ちを忘れないことです。

日々の忙しさにかまけて自分の情熱の火を消してしまわないこと。あとは周りに「中国、中国うるさい」と思われないように気をつけるくらいでしょうか。

周りにどう思われようと気にはならないんですが、周りの人に「中国ちょっと気になる」くらいに思ってもらえないようでは、もっと遠くの人の心までは動かせるわけがありません。

詳細はまたここで報告しますが、今日はもしかしたら大きな一歩を踏み出した1日になったかもしれません。祝杯をあげたいところですが、まだ何も成し遂げていないので自重。

さあ今日からまた頑張ろう!明日また一歩目標に近づくためにも。


中国嫁日記
著者:井上 純一
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