わたしが速く走る理由「研ぎ澄まされていく感覚が好き」

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今年のハルカススカイランは、11月12日開催予定という情報をもらいました。詳しくは明日のRUNNING STREET 365で紹介する予定ですので、しばらくお待ち下さい。エントリー日などはまだ不明です。

愛媛マラソンまであと6日となって、練習量をセーブしつつ体重を落とさないように気をつけています。体はかなり絞れているのですが、筋肉が付いてしまったようで体重を落としきれませんでした。

先週末に行った1kmのタイムトライアルでは3分48秒くらいで走れていたので、調子は悪くなさそうです。昨夜は雨だったので、ピラティスとスクワットをした結果、今日はかなりの筋肉痛ですが。

今年はきちんと練習もしましたし、長い距離も踏んでいます。昨年のような失態は犯さないはず。

今回の愛媛マラソンでフルマラソンの回数が40回目になります。少ないか多いかで言うと決して少なくはないでのすが誇れるほどではありません。もっとも出場回数を誇ってもなんの意味もありません。

世の中には400回以上フルマラソンを走っている人もいるわけですから。

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40回のフルマラソンでこうやって体調を整えて、集中して挑むレースというのはおそらく10回もないはずです。最近では3時間台で走っているレースも年に1回あるかないかというくらい。

速さを求めるだけがマラソンではなくても、全力を出し切った証のひとつではあります。もちろんそのレースを頑張ったという証ではなく、そこまでの練習も含めて出し切れたかどうかということが大切です。

タイムは結果でしかなく、大事なのはその過程で妥協することなく自分を追い込めたのか、全力を尽くして最高の準備をできたち言い切れるのかどうかということです。

そしてそれが出来ていれば、結果はおのずと付いてきます。サブ3を目標にするならわたしの走力では運も左右しますが、今回の目標は3時間30分です。愛媛マラソンでは過去に何度も3時間30分以内で走っています。

かつてサブ3を狙っていたときよりも体重が4kgも重いですし、あの頃よりもスピードも出ませんが、忍耐力やリカバリー力などは明らかに高まっています。

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総合的に考えれば、いまだってまたサブ3を狙うくらいの走りはできるはずです。潰れて3時間30分を超えてしまうのを避けるため、今回は無難にまとめるつもりですが。

最後尾から裸足でペタペタ走るマラソンも好きですが、こうやって目標を立ててそれに向かっていくマラソンを走るときは、とても満たされた気持ちになります。

実際はうまく走れなかったらどうしようという緊張もあり、練習もきつくて大変なのですが、それも含めて生きてるなぁということを実感できます。自分が研ぎ澄まされていくのがわかります。鋭利になりすぎるとポキっと折れるので、そうなるギリギリまで削っていく感覚。

トップランナーのそれとは比較もできないような庶民ランナーですが、今の自分のできることを積み重ねて、昨日の自分よりも今日の自分のほうが優れていると自信を持って言える状態になるのはやっぱり気持ちがいいものです。

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マラソンって何が楽しいの?走らない人たちによく聞かれることですが、できなかったことができるようになるのが楽しい。成長している自分を実感できることがやっぱり一番楽しいかもしれません。

一方で成長している自分に酔ってしまわないようにしなくてはいけないという別の問題もありますが、あと6日間くらいはその間隔に浸っていようと思います。

これが終わればもう勝負レースは7月の日光ウルトラマラソンまでありませんので、来シーズンのサブ3を目指して肉体改造に入れます。いや、今度はサブ3のその先に行くための肉体改造です。

いずれにしても来シーズンの飛躍のために今年はいいコンディションで愛媛マラソンを迎えることができるように、集中してあと6日間を過ごしたいと思います。


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著者:荒木 香織
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