それは旅人として必要か?持たない暮らしへ

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最近の気分はややミニマリスト。久しぶりに身の回りをすっきりさせたい気分になっています。

いまのアパートに引っ越しをするときに、多くのものを捨てました。ですので、引っ越しは冷蔵庫以外すべて自分の車で行いました。その車も引っ越しを完了させてから手放しました。

当時のわたしは「1日1個手放す」という生活をしていました。365日で365個を手放そうと。その結果、安定した収入まで手放すことになりましたが、あの頃と比べると、いまのわたしの周りにはモノが溢れてスマートさに欠けています。

ライターという仕事柄、どうしても資料関係が増えてしまうのは仕方ないことですが、それにしても現状は目に余るほどの物・物・物……どうしてこうなった。

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玄関には何人家族かわからないくらいシューズが散乱していますし、押し入れはギュウギュウでみっともない。

それでもいろいろ理由を付けて、物を増やし続けてきましたが、どうやらここらへんが限界です。持たない暮らしを目指して体の贅肉と一緒に持ち物の贅肉も落としていこうと思います。

理想はいつも言っているように旅人です。自分の持ち物をすべてリュックひとつで納められること。わたしは自炊をするので、実現するのはまず無理なのですが、目線をどこに置くのかというのはとても大切です。

捨てるかどうかを悩んだときに「旅人として必要か?」と自分に問います。

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例えばフライパンは旅人として不要ですが、捨てるかどうかは悩みません。日々の料理を作るには絶対に必要ですので、捨てる必要はありません。でも「使っていないUSBケーブル」はどうでしょう?

どこかで使う必要がある気もしますし、いっぱい持っているのだから不要な気もします。こんな風に悩んだときには、旅人ならどうするかを考えれば、2本くらい持っていれば十分ということになります。

この「取っておいたほうが便利かな」というのが、物が増えていく原因です。大抵は二度と使うことがないのに「また使うかも」「持っていたら便利かも」なんて言って、どんどん増えていきます。

ただ、断捨離やミニマリストという思考というのは、誰にでもフィットするものではありません。ものに囲まれている方が安心できる人もいますし、みんなが物を減らしたら日本経済がえらいことになります。

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そして、多くの人がダイエットに失敗するように、多くの人が断捨離や片付けに失敗します。なぜそれをするのかという理由の部分が明確になっていないと、ダイエットも片付けも自分の甘さに負けてしまいます。

絶対にやり遂げるという強い意志と、やり遂げなくてはいけない理由がないのに始めても長く続きません。そういう意味でわたしは、普通の人がダイエットしようとするのは無理があるかなと思っています。

命の関わるというのであれば、やり遂げるはっきりとした理由になります。なんとなくスマートになりたいという思いで始めると、美味しいものの誘惑に負けてしまいます。

なんとなくダイエット、なんとなく断捨離。こういうのは人生の浪費だとわたしは思います。もっとも人生そのものが時間の浪費だという考え方もありますので、どう考えるかは人それぞれです。

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わたしは1度やると決めたことは最後までやり抜くのが男だと言われて育ったので、やるからには、いつだって全力で取り組みたいと考えています。そして全力で取り組むには「なんとなく」では足りません。

やっぱりどこかで燃やすべき情熱が足りなくなって、やり抜くことが困難になってしまいます。

取り組む理由が見えたら次にするのが、どこに着地点を置くかを決めます。まずはゴールを決めてどういう状態になればやり抜いたことになるのかを決めます。

何を始めるにしても、着地点が決まっていないのに飛んではいけません。見切り発車をしたらどこで終わらせていいのか分かりません。そして現在地も分かりませんので迷子になります。

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ダイエットをするなら◯ヶ月後までに◯kgになると決めますし、物を手放す生活をしていたときは1日1個手放すのを1年間続けると期限をつけました。マラソン練習ならいつまでに何が出来るようになると設定しています。

もちろん、途中でゴール位置を修正することもありますが(むしろマラソンは修正ばかりですが)。

ただ今回は正直なところ、着地点が見つかっていません。もう限界だと思って衝動的に片付けを初めてしまいましたので、このままだと失敗するという危機感だけがあります。

まずは、いつ来客があっても慌てないくらいを目指すとしましょう。持たない暮らしへの最初の1歩。いずれ旅人になるためにもしっかりゴール(もしくは通過点)をきちんと決めて進み出します。


ぼくたちは習慣で、できている。
著者:佐々木 典士
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