モノを手放す生活をはじめて100日経過!

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モノを手放す生活をはじめて100日が経過した。もう100日だ。だが、そろそろ本格的に手放すものがなくなってきた。あと100日ぐらいまではなんとかなりそうだが、265日を本当に達成したらわたしはいますぐにでも放浪の旅に出かけられるような気がする。正直手元にある水滸伝と楊令伝を1冊ずつ手放したいぐらい厳しい。

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ここまでモノが減ってくるとさすがに目に見えて部屋がすっきりする。すっきりすると今まで気にしなかったことが気になり始める。例えば上の写真にあるゴミ箱だが、いまは分別ごとに違うゴミ箱が4個ある。これはかなり美しくない。色違いであっても同じもので揃えるべきだろう。モノが多いことよりも美しくないことがわたしは許せない。

これまで100個のモノを手放してきて、当然だが手放して後悔したことは一度もない。少なくとも100個のモノがわたしの部屋の中で埋もれていたのだ。そしてこれからもまだまだ減っていく。これは恐ろしいことだ。所有欲や「あったら便利」そういう気持ちで安易にモノを増やしていた。

モノを減らすようになると当然、無闇な買い物はしなくなる。衝動買いというものは皆無に等しい。10個捨てなければ1個手にしてはいけないルールもあるが、それよりも本当に必要なもの、持っていることで満足できるものでなければ買うことはない。ゴミ箱もこれまでならすぐに揃えようとしただろう。いまはしっかり吟味している。

パーコレーターのようにほとんど使っていなかったものを使うようにもなった。これは週末に家にいることが多くなったからという理由もあるが、多くのモノの中に埋もれていたというのもある。パーコレーターで淹れたコーヒーは味はともかくいい香りがする。それを楽しめる心と時間の余裕が嬉しい。

こうやってモノが減っていくと、少しでも旅人に近づけているかなという気にもなってくる。旅するように暮らしたい。できることなら旅をしながら暮らしたい。わたしはひとつの場所にとどまることが出来ない。会社の近くに引っ越したのも、半分は環境を変えたかったからだ。住環境を変えなければ働き方を変えていただろう。

車やバイクで日本中を周りながらいろんな人に出会いたい。それが許されるようなブルジョアではないからわたしは日々まじめに働きながら、週末に出かける暮らしをしている。ところがモノが減ってくると家にいる時間が増えている。無駄がなくなって居心地がいいのかもしれない。

手放すことでいろいろな変化が見えてくる。残り265日も継続できると言いきれはしないが、365日モノを手放したあとに見える世界はどんな景色なのかを楽しみにしている。

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