モノを減らした結果が今なら、モノを減らすことは人生を変えることでもある

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8月末の引っ越しに向けて、いるものをいらないものを更に整理しようと考えている。理想はいつだってカバンひとつでどこまでも行くことなのだけれども、理想は理想、現実は現実。どんなにあがいても大好きな石田ゆり子は手の届くところにいないのと同じ。関係ないか…

わたしがこれから進もうとしている道は、それこそMacBook Airとネット回線があればなんとかなる。衣類だって数枚をきれいな状態で使い続ければ10枚も20枚もは必要ない。むしろスティーブ・ジョブズよみたく、同じタイプのシャツだけしか着ないという選択肢もある。

選択肢をあえて減らすことで、個性を出す。スティーブ・ジョブズがいた頃のAppleのやり方がそれになる。個性は飾り立てるものではなく、削ぎ落とした先にあるものなのだ。毎日同じ服でいけない理由はない。大事なのは清潔感。

「ジーパンが好きで100枚は持っている」と言う人がときどきいたりする。あなたの足はいったい何本あるのかと問いただしたいが、大人なのでそんなことはせずに「すごいですね」なんて言っておくが、理解は出来ない。

純粋に心からすごいとは思うものの、自分はがそういうことを望んでいるかというとそうではない。できるだけ少ない荷物で縛られることなく自由に生きるというのがいまのわたしの方針なのだ。

もちろん、わたしにだってコレクション癖もある。小さな頃はビックリマンシールも集めたし、つい最近まで本を買っては本棚に並べてを繰り返していた。いまならガンプラだろうか。机の上に7体のガンプラが並んでいる。

深い思い入れがあるわけではない。いざとなればこれらを手放すのは簡単なことなので、いまはいいかと置いているのだけのこと。いまわたしが死んとして、間違っても棺桶にガンプラ入れなくていいので覚えておいて欲しい。(誰がだ?)

引っ越しというのは多くの人にとって自分の荷物を見直すいいきっかけになる。わたしが手放す生活をしているのも、2DKの前のアパートから1Kのいまのアパートに引っ越してきたのも関係なくもない。むしろそこが始まりだ。

モノが減ってくると、思考がシンプルになる。モノに支配されなくなるから多くのことを考える余裕ができる。その結果が、退職して好きなことをやるというのは正しいかどうかはわからないけど、わたしの心が現状維持に異議を唱えたのは事実。

ここまで絞った持ち物をもう一段階絞ったら何が残るのか。そしてわたしがどういう生き方をしていくのか、我ながら楽しみでもある。さっき家賃の倍近くある健康保険料の金額を目の当たりにして、背中に冷たいものが流れたのはここだけの秘密だ。

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