五街道制覇プロジェクトLAST RUN「中山道」走ります!

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五街道制覇プロジェクトLAST RUN「中山道」に行く準備が整いました。物理的にもメンタル的にも。ただスタート日が決まっていません。

8月30日に京都に行って、ちょっと頼まれごとをしてからスタートするので、早ければ31日にスタート。遅くとも8月1日に走り始められるかと思うのですがまったくのノープラン。

後ろを決めてやるような頼まれごとではないので、しっかり向き合ったあとに走り出します。

問題は1日に走る距離です。今回は長くなると9日間かかるので、MacBook Airを持って走ります。いくらなんでも9日間もRUNNING STREET 365を更新しないわけにはいきません。このブログはともかく。

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あと最低限の仕事はしたいなと。そんなにも仕事を休むと生活できないので。貧乏というのはこういうとき大変です。貧乏だからこうやって自由に動けるわけですが。

それはともかくスケジュールです。一応8月1日から走るとしましょう。1日60km計算で。

8月1日 京都-高宮 64km
8月2日 高宮-加納 58km
8月3日 加納-大井 67km
8月4日 大井-上松 62km
8月5日 上松-塩尻 55km
8月6日 塩尻-岩村田 63km
8月7日 岩村田-高崎 60km
8月8日 高崎-鴻巣 57km
8月9日 鴻巣-日本橋 48km

うむ、見事な皮算用。これでも全然うまく行く気がしません。本当は1日に70km走りたいのですが、夏ですのでちょっと無理があります。しかも途中で軽井沢とかもありますし…軽井沢1泊したいなぁなんて思ったり。

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走るのは基本的に午前中と夕方以降だけにしたいので、宿はとらない方向でいきます。東海道のように栄えているわけではありませんので、そもそも宿になる場所があるとは限りません。

だったら、エマージェンシーシートと蚊取り線香だけあればいいかなと。

可能であれば、夜中に走って距離を稼ぎたいのですが、そう上手くいくとは思えません。ただ、救いがあるとすれば一部の区間を除いてちゃんと電車が並走しているということ。

無理だと判断したらいつでもエスケープすることができます。もちろん完走できると信じていますが、537kmは決して簡単な距離ではありません。わたしは特別なランナーではありません。ウルトラマラソンだっていつもギリギリ完走ですし。

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普通のランナーが537kmを走るということ。普通のランナーが五街道すべてを走るということ。これは多くのランナーにとって希望になるんじゃないかと思っています。

もちろん、普通のランナーは9日間も休むことは簡単ではありません。でもわたしが完走すれば「あいつに出来るなら自分にも出来るかも」と思ってもらえるかもしれません。

そこから、様々なチャレンジをしてくれる人が出てくればいいわけです。中山道のように長い距離は引退後の楽しみにとっておいて、甲州街道や日光街道、奥州街道など短期間で走れる道はたくさんあります。

夏はあまりおすすめしませんが、夏以外ならどの季節でも楽しく走れます。

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こういう旅ランをもっと多くの人に楽しんでもらいたいなと考えています。大阪なんか東京から新幹線で行けば3時間もあれば到着します。でも走ったら7〜8日くらいかかるわけです。

当然見える景色が違ってきます。出会える人だって違います。

自分の足でこの日本という土地を移動するというのは、みんなが思っている以上にエキサイティングです。完全なる非日常の世界がそこにはあります。

そして、必ずしも成功するわけではないのですが、失敗しても長い目で見れば何かのプラスにはなります。わたしは2度お伊勢参りに失敗していますが、それがこの五街道制覇プロジェクトに繋がっています。

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失敗なんていくらでもすればいいんです。あまりの暑さに初日10kmしか進めなくてリタイアしてもいいんです。何かを失うわけではありませんし、次に進む糧になります。

もし伊勢参りに成功していたら、いまごろわたしは違った生き方をしていたかもしれません。タラレバを言っても意味はありませんが、少なくとも今の自分が好きなのであれば、失敗も含めて好きなわけで、失敗は決して悪いことではないわけです。

これ以上言うと、失敗したとき用の逃げみたいになるので、ここまでにしておきますが、大事なのはチャレンジへのスタートラインに立つことです。MacBook Airを持って走るからにはたまにはブログ更新もしようと思います。

あまり期待せずに待っていてください。


中山道浪漫の旅 書き込み手帖
著者:岸本豊
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