ピッチと心拍数をシンクロさせれば効率よく走れるという可能性

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生理学的に考えれば、ピッチと心拍数が同じになったとき、最も効率よく走れるのではないかという思いつき。現実的であるかどうかは別問題としてですよ。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、ふくらはぎのポンプ効果によって、静脈の血液が心臓まで送り返されているのは有名な話です。

単純に考えれば、着地した瞬間にふくらはぎは収縮し、そのタイミングで血液を流します。ふくらはぎの筋肉が弛緩したときには、静脈弁が閉じて血液が逆流しないようになっています。

一方で、血液そのものは心臓の心拍によって流れています。ピッチと心拍数を揃えるというのは、2つのポンプをシンクロさせるということです。

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物理的にそんなことが可能なのかと聞かれると、「そんなこと知らない」と答えるしかありません。でも机上の空論ではあるものの、これが人間の体にとってかなり負担の少ない状態で走れるという説はあながち間違いではありません。

ただ、フルマラソンを走るランナーのピッチは190〜200くらいです。そしてトップランナーでも心拍数は170以下でしょうから、遠からずとはいえシンクロしているかというとそれには程遠い値です。

ただ、フルマラソンのトップランナーというのは、効率よく走っているわけではありません。命を削って走っていますので、体に負荷がかかろうと押し通す走りをします。

ここで話しているのは、月曜日に仕事があるのに日曜日にフルマラソンを走る市民ランナーの話です。もしくは5日間で500kmを走れるようになるにはどうすればいいかを考えている頭のネジが数本行方不明になったランナーの話。

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ランナーには負荷のそれほど高くない心拍数というのがあります。人によりますが140〜150くらいでしょうか。イージーペースと呼ばれる運動強度が60〜75%くらいの領域です。

このときのピッチが140〜150くらいになるようにシンクロさせると、より効果的に血液を循環させることができ、疲労感も少なく走り続けられるという皮算用。

難しそうに思えますが、こういうのは体に秘められた力を信じて心拍数とピッチを近いところに持っていけば、勝手にシンクロするのではないかと思います。

どちらがどちらに引っ張られるのかは分かりません。例えばピッチを150に固定して、その時の心拍数が145なら自然と150に引き寄せられる。ない話ではありません。血管は繋がっているわけですから。

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問題はどうやってそれぞれを近づけるかということ。心拍数はそれなりに性能の高いGPSランニングウォッチがあれば問題ありません。あとはメトロノームアプリでもあればいいのかな。

今は愛媛マラソンに向けての調整中ですので、試すことはできませんが、南横ウルトラマラソンの練習に入ったら試してみようかと思います。南横ウルトラマラソンはもっと高いピッチで走る気もしますが、それでもシンクロさせることはできるはずです。

問題はMi band 3が、ランニング中にちゃんと心拍数を測ってくれるかということ。

こういうのは悩んでも仕方ありません。まずはやってみること。それで足りないところがあれば補っていけばいいんです。よくないのは思いついたのに、いろいろ理由を付けて試さないということ。

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「机上の空論でした」で終わるかもしれませんが、こういう思いつきはその過程で得られるものは必ずあります。あとは、疲労具合を血液検査でもできればいいんですが、これもやっぱり感覚で判断することになります。

まぁそれでも自分の体を信じるとしましょう。マラソンなんてメンタルのスポーツなので、「走りやすくなった」と思い込んだらそれで勝ちです。

こういうことを考えているときは一番楽しかったりします。


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著者:中島 雅美
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