才能がないことを嘆く必要はない。足りない部分は伸びしろなのだから

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MEDIFOAMレースモデル『ITEN』のレビューのために1kmのタイムトライアルをしました。1kmを2本で、回復のために3kmのジョグを間に挟んでのチャレンジ。まだ南横ウルトラマンの疲労が残り、起床時心拍数も高いままですが。

レビューの記事に関してはRUNNING STREET 365で公開しています。

1本目が3分27秒で自己ベストを1秒更新。それだけでもちょっとした驚きだったのですが、2本目はなんと3分22秒。いろいろ走り方とか意識は変えましたが、これまでのベストより6秒も縮んでいます。

昨年はハルカススカイランのために筋トレ中心のメニューで、かつてないくらいに走れるようになっていた自覚はありますが、シーズン終わりのここに来ての進化に少し戸惑いもあります。

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レビューのために履いたシューズが良かったのか、走り方がうまくハマったのか、それともグルテンフリーの効果が出たのかはわかりません。ただ、結果としてタイムが大幅に縮まっているわけです。

この1年間のトレーニングは間違ってなかったということを証明できたと言いたいところですが、これから考察していくことになります。

それでも練習の質をさらに上げれば、もうひとつ上のステップに上がれるのではないかという期待を持つことができました。それと同時に、このままでいいのかという不安も抱えることになりました。

1kmを3分22秒で走っているとき、左膝に違和感がありました。痛みというほどではなく違和感。おそらく、膝のリミッターを超えてしまったのでしょう。物理的にそのスピードに耐えられなかったことは大きな不安として残りました。

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次のステップに上がるには、この事実から目を背けるわけにはいきません。単純に考えれば、そのスピードに耐えられる体を作ればいいわけですが、本当にそうだろうかという疑問もあります。

膝の耐えられる負荷としては、すでにほぼ限界値に近いという感覚があります。だから、もっと負荷をかけなくても走れるようにすることが求められる。そんな気がしています。

もちろん、耐えられるだけの体づくりも必要でしょう。大嫌いなストレッチをして、柔軟性も取り入れないといけませんし、そのスピードに体を慣らすことも必要です。体を軽くするのも大事なポイントです。

それ以上に必要なのは、おそらく筋力のアップ。100の力のすべてで走ろうとするから負荷が上がります。90の力で、いまと同じスピードを出せるようになれば、体への負荷が軽くなります。結局とのこと、速いかどうかは筋力で決まります。

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女性ランナーが男性ほど速く走れないのも、年齢とともにスピードが落ちてくるのも、単純に筋力が足りないから。もちろん筋力にも天性のものがあります。

のび太はどれだけ頑張ってもジャイアンに力では敵いません。でも、鍛えることは誰にでもできます。

ハルカススカイランのために、昨年は嫌になるほど筋トレをしましたが、それが今シーズンの好調に繋がったのは間違いありません。

ただ、それは階段レース向けの筋トレで、ロード用のトレーニングはまた別にあるのかもしれません。昨年の筋トレを継続しつつも、それがロードに本当に活きてくるのか検証する。

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たまらなくワクワクしています。
自分にマラソンの才能がなくて良かったとも感じています。

今回のような気づきも、才能がある人ならきっとスルーしていたような些細なことででしょう。才能がないということは、伸び代が広いということでもあります。

フルマラソンを2時間10分で走る人の伸び代は、あと10分もありません。もちろん、その世界でしか見えないものもあるのでしょうが、できることだって限られてしまいます。幸運にもわたしにはまだまだ伸び代があるわけです。

若いときは才能がある人を羨ましいと思ったこともありますが、今は自分は自分だと思える年齢になりました。すごい人だって人間だっていうことがわかってきましたし。

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歳を重ねるのも、悪いことばかりではありません。

大事なことは、自分の中できちんと変化させていくこと。現状を受け入れて、そこからどうなりたいかを思い浮かべること。わたしは単純に自分の体について知りたくて、自分の体をコントロールできる自分でありたい。

何歳になっても、きっとこれには終わりなんてないのでしょう。成長したと思っても、そこがゴールではない。まだまだ上手に走れるようになるし、課題も次々と出てくるはずです。

新しい課題に出会うために、ひとつひとつのハードルを越えていく。今回のハードルはなかなかの大きさですが、きっと越えていけると信じています。


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