自分の限界がどこまでかを知るために僕は生きている

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自分が思っている「頑張った」は、あまり当てにならないのではないかと思い始めています。普段のトレーニングにおいても日常生活においても。

ポイント練習をするとき、いつもこれ以上はないくらい追い込んでいるつもりですが、1回山に走りに行く方がよっぽど疲労がたまります。ポイント練習はそのときに疲労感はあるものの、回復にそれほど時間はかかりません。

もちろんトレイルと筋トレではトレーニングの質が違います。でも、トレイルでは回復したらまた負荷をかけるということを何度も繰り返します。ポイント練習は動けなくなったらそこで終わり。

それで頑張ったと思っていたから。でも、本当の頑張りではないとしたら、ただの手抜き練習です。それで成長するわけがありません。

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練習量を増やせばいいわけでないのは理解してます。でも、練習せずに成長できる年齢でもありませんし、才能もまったく足りていません。凡人が高く飛びたいなら、練習量も質も上げなくてはいけません。

別に誰かに勝ちたいわけでもありませんし、サブ3を達成したいわけでもありません。あくまでも、自分の可能性を知りたいだけ。

「自分の限界がどこまでかを知るために僕は生きている訳じゃない」と昔の歌手が歌いました。

「いや、知りたいだろう」とわたしは思うわけです。自分の100を引き出すことができないまま、老いるのをただ待つなんてことわたしにはできません。他の人がどうなのかは知りません。わたしがそう思うというだけのこと。

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うまく出来ないことを恐れはしません。やらない自分が許せないだけ。

自分がベストを尽くしたと思ってたことが、実は大したことなかったかもしれないと気づいたとき、なんともやるせない気持ちになりました。これまで無駄に時間を過ごしてきたのではないかという恐怖。

ただ、そこには希望もあります。

気づいたならやればいいだけのこと。疲労と向き合い、追い込めるところまでしっかり追い込む。自分の感じた限界ではなく、体が耐えられるギリギリのところまで。それなしに、壁を超えていくことはできません。

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これはマラソンに限ったことではありません。あらゆることにどこかで妥協していた自分がいるわけです。「よく頑張った」「それ以上はやりすぎだ」言い訳の理由をつけてきました。でも、それで自分を超えていけるのかって話です。

自分が自分の可能性を殺してる。

ないのは才能ではなく、自分を信じてやり抜く力。許されないのは、やりきっていないのにやりきったと決めつけていたということ。

こう書くと根性論のように感じるかもしれません。でも人間は弱いもので、どうしても楽な方に流されます。

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流されないようにするには根性も必要です。ただ、無闇に負荷の高いトレーニングをするというわけではありません。そういう練習に耐えるということでもありません。

きちんと、自分の限界を見極めて、適切な量の負荷をかけるということ。ケガは根性で解決するほど甘くはありませんから。

そういう冷静さも持ちながら、情熱的にトレーニングを行えるかどうか。来シーズンに過去の自分を超えていくには、かなり重要なポイントになってくるはずです。

ただ、気づいたならやるだけ。言葉だけではなく行動で示します。


限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法
著者:為末 大
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