自分にしか出来ないことがあるけど、自分には出来ないこともある

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先週の1人24時間のダメージから、思うように走れない日々が続いています。年末年始の東西対抗東海道ウルトラマラソンでの疲労は2週間近くあったことを思えば当然の結果ですが。

ただ、食生活を改善したことで、回復力がかなり高まっているのを感じます。傷などはかなりの早さで消えてしまいますし、疲労も残りにくくなっているのを実感しています。若かったころの体を取り戻したような感覚すらあります。

以前から変えたことは2つだけ。

・グルテンフリーを意識する
・腸内環境を整えるため発酵したものを意識して摂る

どちらの効果が大きいのかは分かりません。そして、どちらもストイックにはしていません。グルテンフリーですが揚げ物は口にしています。小麦粉が主成分になっているものを食べないようにしているだけ。

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小麦粉アレルギーなわけではないので、無理に全部断つ必要はありません。でも、麺類もパンもケーキも食べないわけです。最初は続かないかと思いましたが、もうスーパーで菓子パンを見ても食べたい気分にはなりません。

さらに、筋肉が付きやすくなったような気がします。これは栄養をしっかりと吸収できているからでしょう。筋肉が付いたことで「体幹」が何なのかを理解できましたし、それによって走りが安定しています。

こんなにも分かりやすく自分の体が変わっていくと、さすがに面白くなってきますが、逆にこうして走れない状態になるのがもどかしく、ついつい無理に走ったりしてしまいます。

「練習をしなきゃ」という感覚ではありません。走るという行為そのものが心地よく、そこに身を置きたいという感覚。それはこれまでにない感覚でもあります。

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走れば走るほど良くなっていくのも感じています。ということは、まだまだ成長の途中なわけです。もちろん筋力などはそのままだと右肩下がりの年齢です。それでもまだ限界を感じないでいられる。

きっと変化できる要素はもっとあるはずです。ある日突然速く走れるようになるわけではありませんが、少しずつの変化を積み重ねていくこと。その先には理想の自分の姿があるはずです。

もうサブ3を狙うこともありませんし、記録にはまったく興味がありません。わたしが求めているのは、もっと上手に自分の体をコントロールできるようになることだけ。

食生活を見直したのもそのためです。

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やるべき理由があって決めたことなので、例えばグルテンフリーを誰かに勧めるなんてつもりはなく、腸内環境を整える食事も同じく自分の中でクローズしています。

グルテンフリーや糖質制限などを絶対的な存在としている人もいますが、わたしはそこまでストイックにはなれませんし、人に影響を与えてまですることではないと思っています。

行き着くところまで行った人たちは、例えば小麦粉を口にする人を小馬鹿にするようなところがあります。小麦粉を口にしていない自分が優れていると思い込みたいのでしょう。

ヴィーガンの人たちにも似たようなところがありますし、裸足ランニングの人にも近いものを感じます。

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マイノリティというのはどうしても似てしまうのでしょう。わたしもマイノリティであることに悦に入っていたこともありました。いまでは黒歴史のひとつだと思っていますが。

今でもマイノリティだという認識はあります。でも、それは他の人と違うというだけのことで、他の人よりも優れているわけではないということくらいは分かっています。

自分にしか出来ないことがあるけど、自分には出来ないこともあるというあたり前の感覚。

そういう感覚を持てるようになってから、走ることがずいぶんと楽になった気がします。そして、これまで以上に走れるようになっています。どういう仕組みなのかは分かりませんが。

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いま、とてもいい状態にあります。

だから走りたくて仕方ないのですが、まずはダメージを抜くことに集中します。3歩進んで2歩下がる。きっとその2歩は大きくジャンプするために必要なものですから。


成長が「速い人」「遅い人」
著者:荻阪 哲雄
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