まずは1週間に160km走れる体を作ること。まずはそこからだ

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膝の痛みもかなりなくなり、違和感が残っている程度にまで回復しましたが、ビビリな性格をしているので、7月はポイント練習無しでいくことにします。

ロードの13kmをランニンシューズで走るのと、ウレタン舗装のランニングコースを裸足で10kmを交互に。あとは朝ランを1km増やして5.5kmに。合わせて睡眠時間もできるだけ長く取るようにしています。

とにかくオーバワークだけは避けたいところです。積み重ねてきたものがすべて崩れ落ちてしまいますから。

マラソンは積み木と同じだと思っています。まずは土台がしっかりしていないと、積み重ねることができません。土台をしっかりとさせたうえに、バランスが崩れないように積んでいく。

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ほとんどのランナーは土台作りをサボりがちです。そんなものが必要だという認識すらないかもしれません。以前読んだ本で、名コーチのリディアードは「土台作りに1週間で160km走らなくてはいけない」と書いていました。

当時は「それは無理だろう」と思っていましたが、今ならその意味がわかります。

自分で走り方をデザインするためには、とにかく走行距離は大事です。土台が出来ていないのに、自分らしい走り方をデザインするのは無理です。

毎週160kmというのは毎日20km+20kmです。無理な数字ではありませんが、会社員ですと平日に毎日2時間確保するのは簡単ではないかもしれません。

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ただ、ここで大事なのは毎週160kmを走り続けることだけではなく、毎週160km走り続けられる体を作るということです。

いきなり20kmを毎日というのは、ランニング初心者じゃなくても無理があります。ですので、まずは徐々に距離を伸ばしていく。わたしは、その「徐々に」をすっ飛ばしたからケガをしました。

1週間100kmを、段階も踏まずに1週間150kmにしたらオーバトレーニング。文字にすれば当たり前だということが分かりますが、実際には「少し多めに走るだけ」という感覚でした。

毎週100kmは走れる体を作りました。次は110km、その次は120kmと増やしていかないと、体がついてきません。

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そして、毎週160kmを当たり前のように走れるようになって、そこがようやくスタートライン。「走行距離は気にしないのでは?」と言われそうですが、気にはしませんが目安は必要です。

160km走るのではなく、160km走れる体を作るというのがポイントです。

自分が頑張ったかどうかは自分が決めることですが、本当に頑張ったかを客観的に判断するには「これくらいは走らなきゃね」という基準を知っておく必要はあります。

すべて感覚だけでやると、本来追い込む領域にまったく届かないところで「頑張っている」つもりになってしまいます。そこそこ走れるようになりたいなら「1週間で160kmを走れる体を作る」これがわたしの追い込む領域です。

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そして、まだそこにはまったく届いていないことが、今回のケガで分かりました。

1日に160kmを走れる体と、毎日20kmを走れる体は違います。前者は気合でなんとかなりますが、後者は勢いだけではなんともなりません。睡眠時間も十分に確保して、回復も意識する必要があります。

そういう走りとは別の部分での意識も低かったように感じます。根拠もなく「自分なら出来る」なんて思っていたり。

でも、改めて自分が平凡であることに気づきました。だからまずは土台作り。今シーズンは1週間に160km走れる体作りを行って、来シーズンにそこの上に積み重ねる。

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若くはないので、それほど時間が残されているわけではありません。

だからといって、土台を作らずにこれ以上の成長も望めません。残された時間の中で今すべきことは前に進むのではなく、足元を固めること。幸運なことに今シーズンはほとんどレースを入れていません。

あせらず、じっくり自分の体と向き合っていこうと思います。


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著者:アーサー リディアード
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