常にトップクラスに視点を置くというスタンス

  • 2019.09.09
  • (更新日:2019.09.08)
  • RUNNING
常にトップクラスに視点を置くというスタンス

なぜ自分はもっと速く走れないのか。ずっと考えています。例えば、1kmを走ったときには3分20〜30秒というのがわたしの持ちタイム。でも世界のトップランナーは2分10秒台で走ります。

同じ人間なのに、いったい何が違うのか。

才能が違うのは分かります。そこまでストイックになりきれていないのも理解しています。でも、たった1000mなのに1分以上も差がつく理由。これを、才能の差だけで語るわけにはいきません。

トレーニングの質もあるとは思います。でもマラソンにおいては、他の陸上競技ほど技術は関係ありません。ある一定のスピードを出せて、それを維持することができるかどうかがすべて。

維持するためには心肺機能向上が必須で、心肺に負荷をかけないために筋力も必要になってきます。いずれも劣っている自覚はありますが、もうワンランク上には行けるんじゃないかと思ったり。

春に膝を傷めてから、スクワットなどの筋トレを禁止したら、見事にスピードが落ちたので、筋トレが必要なのは間違いありません。もう40代なわけですから、鍛えておかないとすぐに筋力が落ちてしまいます。

体はそれなりに絞っていますが、1000mくらいなら体重はそれほど関係ないかもしれません。十種競技の右代選手が1500mを4分30秒くらいで走りますので、重くたって1kmを3分で走ることはできます。

要するにパワーも足りてないし、持久力も足りてない。さらに言うながらメンタルも足りていないのでしょう。

トップレベルの選手と比べてどうするのだと言われそうですが、わたしは何かを取り組むときには、最もレベルの高い人を基準にします。とりあえず、現時点ではそこが人間の限界ということで。

サッカーをしていたときも、海外リーグの試合ばかり見ていました。その中で自分だったらどうプレイするかを常に考えて、日々の練習に落とし込んでいました。それでも下手だったのは、もう笑うしかない話ですが。

マラソンも始めたときからずっと、「キロ3分」が基準です。キロ3分でフルマラソンを走れば、2時間6分とちょっとで完走できます。そのペースで自分が走れるかどうかはともかく、自分の目線はそこにあります。

スポーツだけでなく、仕事においてももちろんそうしてきました。物書きとしては、人気のある作家さんから学ぶことが多々あります。同じように書けるかどうかは問題ではなく、そのレベルにありたいというスタンス。

だからいつも足りていないんです。何をするにしても、いつも満たされることがない。フルマラソンを走って、1回も満足したことはありません。ウルトラマラソンだって、五街道を全て走ったときだって、少しも満たされていません。

そうあるべきと言っているのではなく、それがわたしのスタンスだというだけのことです。

なぜそうなったのかは分かりません。でも、気がついた頃には満たされるという感覚はなくなっていました。いつも渇いている状態で、自分自身に「よくやった」と思えることはありません。

マラソンは分かりやすい。わたしレベルですと、常に自分の前に誰かがいるわけです。なぜその人よりも前でゴールできなかったのか。完走したことよりも、その気持ちのほうが大きくなります。

裸足になって走るときだけは別です。速く走ろうと最初から思っていないので、楽しんで返ってこれればOK。ただ、裸足でも満たされることはありません。もっと上手くできたのではないかと思うから。

そして、悩んでいるわけです。なぜ自分はキロ3分で1kmも走れないのかということで。何が足りないのか、どこを改善すればいいのか。食事なのか、睡眠なのか、トレーニングの質なのか。きっとその全部なのでしょうけど、具体性がありません。

なのでちょっと迷子。

すぐに変わるものではありません。特効薬があるわけではなく、正しいことを継続していけば必ずたどり着ける。ただ、自分のやっていることが本当に正しいのか。現状の追い込み方で正解なのか不安になるわけです。

そうは言っても、自分を信じてやるだけなんですが。9月に入ってポイント練習をするようになったので、目標は常に高くに持ち、トレーニングはきちんと足元を見たものを積み重ねていきます。


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