裸足ランナーのわたしがロードのマラソン大会にこだわる理由

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裸足で走る人たちの多くがトレイルの大会中心に出ているような気がします。裸足ランを推進している裸足ランニングクラブでの練習会が芝生や土のフィールドで開催されているからではないかと推測していますが、もしかするとトレイルを走るのが好きな人たちが裸足好きなのかもしれません。真相はわかりませんが、裸足ランナーとしてはわたしのフィールドはほぼ100%ロード中心になっています。

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そもそもトレイルの大会にも出ませんし、出ようと思ったこともありません。STYのサポートをしたことでSTYに出場したいと思うようになり始めましたが、出場ポイントを稼ぐために他のトレイルの大会に出なければいけないという部分で躊躇しています。山を走ることは大好きなのですが、なぜかトレイルの大会にワクワクしないのです。

先日の黒部名水マラソンに出場して、その謎が解けました。なぜわたしがロードのマラソン大会を好んで出場するのか。ロードを走ることが好きということではなく、ロードを走るときに聞こえてくる足音が好きなのです。おまえは何を言っているのだと思うかもしれませんが、これはまぎれもない事実です。わたしはランナーの足音が好きでロードを走っています。

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個人で練習しているときは自分の足音しか聞こえません。ところがマラソン大会では大勢のランナーがいるのでたくさんの足音が聞こえてきます。一定のリズムの足音もあれば、不整な足音もあります。それぞれの足音も好きなのですが、耳を澄ましているとそれぞれの足音がシンクロすることがあります。きれいなリズムで走るランナーの足音に周りのランナーの足音が同調するのです。

わたしはその音以上に美しい音を知りません。複数のランナーの足音がシンクロしたとき、わたしはなんとも言えばい幸福感を感じます。どんなオーケストラにも負けない素晴らしい演奏です。このままどこまでも走っていけるかのような気持ちになれるのです。

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実際はそのシンクロの時間は長くても50mといったところでしょうか。どこかで各自のリズムに戻ります。それでも走り続けているとまたシンクロが始まるのです。速い人たちほどシンクロしやすいのですが、速い人たちの足音のほうが優れているかというとそういうわけでもありません。それぞれに特徴があってどのスピードでもシンクロした足音は心地いい。

ロードのマラソン大会に出場することがあればぜひ他のランナーの足音に耳を澄ましてみてください。単調だと思われがちなロードのマラソン大会が足音の演奏会のおかげであっという間に終わってしまいます。もっとも、その演奏会を楽しいと思うのはわたしだけかもしれませんが。

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