激坂最速王決定戦2020に向けての坂道トレーニング

まだ病み上がり状態でベストコンディションではないが、激坂最速王決定戦2020@箱根ターンパイクの開催は待ってくれない。自宅から善波峠までの往復ランをしてきました。善波峠は手前の信号から峠のトンネルの手前までを3往復。今週の火曜日に2往復したので昨日は3往復ということで。

徐々に距離を伸ばして、最終的にヤビツ峠までの往復ができればいいのだが、それをしてもいいリミットが11月15日くらいだろう。間に合うのだろうか、不安しかないのだが、やると決めたものはやるのがハダシスト流。弱音を吐いている暇があれば1メートルでも走る。

とはいえ、病み上がりは走り出しが大変。簡単に心拍数がレッドゾーンに入るし、おそらく気管支か肺が軽い炎症を起こしているので、きちんと酸素を取り込めずジョグすらも怪しかったが、ランニングというのは面白いもので、ある程度の閾値を超えれば走れるようになる。

ドーパミン的な何かが出ているのだろう。病み上がりというのも考慮して2往復で止めておこうかと思ったが、軽い興奮状態にあるのでプラス1本で3往復。トータルで15kmと獲得標高は350m。思ったよりも高さがなかった。峠の下から2kmで100mしか上がっていないという現実。

箱根ターンパイクは2kmで140m上がる計算になる。本番でのペースを考え直さなくてはいけない。上りがキロ6分、下りがキロ4分が理想。それができれば完走タイムは2時間15分になる。これに撮影タイムも入れると2時間30分というところか。

トレーニングとして、もっと傾斜のある場所で走りたいのだが、箱根ほどの傾斜のある道というのはなかなかない。傾斜5%の善波峠が近くにあるだけでも環境的には恵まれている。大山に入ればそれくらいの傾斜もあるのだが、トレランとロードの大会は違う。

正直体力という点では、実はUberEatsの配達がプラスに働いているのではないかという皮算用をしている。前回の東横線ランで35kmを走ったが、ゆっくりペースというのもあったが、正直なところ疲労感というのはなかった。昨日も15kmのランになったが、まだ余裕はある。

使う筋肉は違うのだが、動き続けることには身体が慣れている。なにせ毎日6時間も自転車を漕いでいるわけで、体力が落ちるなんてことは考えられない。パワーはあからさまに落ちているだろう。電動アシスト自転車というのはそういうものだ。

ただランウェイの練習会で毎週教えながらも筋トレをしているし、低下しているとしてもそこまでひどくはない。総合的に考えて、ピークと比べて60〜70%くらいの仕上がりだ。体重を落とせれば80〜90%くらいまで持っていける。だから2時間30分がひとつの目標になる。

繰り返すが、あくまでも皮算用だ。レースは走ってみないとわからない。気温や天気も影響する。雨が降ったら下りで飛ばすことができないし、身体が冷えて上りも走りが小さくなるだろう。だから2時間30分というのは、いま考えられるベストのタイムということになる。たぶんそれ以上では走れない。

トレーニングをしながら、本番に何を履くのかということも考えている。ネタとしてワークマンの厚底を考えたが、着地時にブレるし反応もツーテンポくらい遅いので下りでスピードに乗れない。下りの安定性と速さを考えればメディフォームといったところ。

ただ、薄底軽量シューズでどこまで走れるのかも試したい。足が大丈夫なら坂道レースのランニングシューズは軽いほうがいい。だがダメージは大きいので悩ましいところだ。下りは踵着地になるのでアディゼロ ボストンが最適解な気もするが、いまさら1足買うのもどうだろうか。

そんなことを考えているのはとても楽しい。走るという行為は考えていることの検証の場で、楽しのは自分で想定をするという部分。論理的に組み立てて、その正解を直感で探すのがわたしのスタイルだ。ただ、論理的に組み立てるにしても、まだまだ身体ができていない。

まずは1週間徹底して鍛えて、なんとか27kmを走りきれる体力をつけなくてはいけない。急いでケガをしないように気をつけながら、コツコツ積み重ねていこう。あとは当日にやるべきことをやるだけという状態にまで持っていき、いい走りをするとしよう。

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