コロナ禍がランナーに与えた影響【Stravaでわかる走力の低下】

コロナ禍がランナーに与えた影響【Stravaでわかる走力の低下】

新型コロナウイルスの感染拡大により、ポイント練習をやめたのが去年の3月頃です。最初の自粛期間中は健康維持のためだけに、6kmの朝ランをしていましたが、それ以上はほとんどせず、UberEatsの配達も1ヶ月以上休みました。自粛期間が開けてからも、モチベーションが上がらずに練習は少なめ。

そんな生活を1年近く続けてきた結果、明らかに走力が低下しました。それは1kmのタイムトライアルでも分かっていたことですが、Stravaの機能であるFitness & Freshnessでフィットネスや疲労レベル、フォームの変化をチェックしてみたところ、わかりやすく低下しているのがわかりました。

グラフの見方はいろいろあるのですが、フィットネスというのがトレーニングの積み重ねで、これが高いほうがより良いトレーニングを積み重ねられていると判断できます。マラソンシーズンであった昨シーズンの最大値が110以上なのに対して、現在は65しかありません。

これでもかなり回復したほうで、昨年の11月頭にはフィットネスが30以下にまで低下していました。本格的なトレーニングはしていないとはいえ、おそらく一般の人よりは運動をしているにもかかわらず、トレーニング量が少なく、それに合わせて走力も下がっています。

Advertisement

ここまで低下していれば、1kmのタイムトライアルがグダグダになるのも当然で、ポイント練習や筋トレがいかに重要なのかもわかります。自転車に毎日乗っているだけではフィットネスは落ちていく一方で、UberEatsの配達に疲れたからといって休んでばかりでは走れなくなって当然です。

最近あちこちで書いていますが、1日60分の散歩もしくは30分のジョギングを毎日行わないと、私たちの体はどんどんと弱っていきます。これは一般人の目安でランナーですとさらにトレーニングをしないと、走れなくなってしまいます。人間が動物であるからには、それは避けようがありません。

マラソンは特に積み重ねのスポーツであり、スポ根アニメや戦闘アニメのように短期間の特訓で大幅に成長することはありません。反対に衰えていくスピードもゆっくりなのですが、そのスピードが遅いため「まだ間に合う」なんて思ってしまいますが、大抵の場合はもう手遅れなのは、このグラフからもわかります。

きちんとトレーニングを積み重ね、それをやめないこと。ランナーに必要なのはそれだけです。ランニングフォームをいじることでも、最新のランニングシューズを買うことでもなく、適切な負荷のトレーニングを継続することが、ランナーにとって重要なのです。

Advertisement

ただ、この状況下でいつもどおりのトレーニングを行うのは簡単なことではありません。受け入れるかどうかは別として緊急事態宣言も出ていますし、マラソン大会がないのでモチベーションを維持することも難しい。Stravaの有料プランを使っていればこのグラフを見れて、危機感が高まりますが、無料プランだとそうもいきません。

Stravaは有料プランに加入しないと使えない機能があるので、できれば有料プランを使うことをおすすめしますが、問題の本質はそこではありません。おそらくマラソン大会が再開されても、このままだと多くのランナーが走力低下という壁にぶつかることになります。

そうならないためにも、私のような立場の人間が「トレーニングを継続しなさい」と口酸っぱく言い続けることが大事なのですが、この声はきっとほとんどの人には届かないし、届いても響きません。どこまで低下しているのかを認識して初めて危機感になります。

そして、多くの人はマラソン大会が再開して気づくわけです。再開されたら……ですが。この状況が続けば、取り返しがつかないくらいまで走れなくなります。そんな自分を受け入れることはできますか?どういう道を選ぶかは自由ですが、走れない自分になりたくないなら、するべきことはわかるはずです。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週土曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週土曜日午前8時30分〜10時
場所:日比谷公園
参加費:2,000円
申込:こちら

RUNNINGカテゴリの最新記事