コンディション不良の状態での5,000m・20分46秒という結果について思うこと

睡眠時間の低下によるコンディション不良が続いていると、昨日のブログに書きましたが、コンディションがいつ戻ってくるかはわからないので、シューズレビューのためにやや強引に5,000mのタイムトライアルをしてきました。前日のように1kmちょっとでリタイアしないように慎重に。

今のコンディションだとキロ4分を切るペースだと、レッドゾーンに入ってしまうのは確実だったので、あえて時計を見ずに感覚だけでレッドゾーン手前まで追い込むという作戦です。どこがその領域なのかを説明するのは難しいのですが、私は鼻先でそれを感じています。

ペースを上げていくと鼻の先に薄い膜ができる感覚があり、その膜よりも前を走るとレッドゾーンに入り失速します。その膜に鼻が触れるか触れないくらいで走れば、ギリギリペースを落とさずに走りきれるのですが、この感覚はきっと私だけのものなので、深堀りしないでおきましょう。

5kmなら膜に触れるか触れないくらいで、10kmなら膜から2〜3cmくらいの余裕を持たせて走ります。このような基準があると、1人で走っていても安定したペースで走れるので、シューズレビューとしてはいいかなと。レビューなので後半に大幅な失速をするのは避けたいところです。

ランニングシューズのレビューは明日のRUNNING STREET 365に掲載予定です。この日、大事なのは速く走ることではなく、それなりのスピードで走ったときにフィーリングを掴むこと。いいタイムが出てもシューズについて語れるだけの情報がないと走った意味がありません。

ですので、5,000mの中でも少し重心位置をずらしてみたり、着地位置を変えてみたりして、シューズのクセを感じながらのランニング。それでいてペースが落ちないように集中もするので、今のコンディションではなかなか大変でしたが、結果的に20分46秒(Stravaはなぜか20分40秒)。

前回Adizero Adios Proで走ったときに19分53秒でしたので、コンディションを考えれば上出来です。レビュー用に購入した「UAフロー ベロシティ ウインド」が、思ったほど走れるシューズでなかったのも影響したかもしれません。良いシューズなのですが、追い込むためのものではなかったということで。

ついでに私のコンディションがよくないというのもあります。むしろ20分台で走れただけでも満足すべきところかもしれません。走り方も変えてスピードを出せるようになっているはずですが、その成果がまったく出さえないもどかしさがあります。

タイムが悪いのは伸び代だと思っていますし、フォーム変更が1〜2ヶ月で結果につながるなんて虫のいい話はないのも理解しています。ただ、短い距離なら安定してスピードを出せていることが、5,000mにまったく活かされていない現状に焦ってしまいます。

こういうときに無理な練習をしてケガをするほど青くはないので、大丈夫だとは思いますが焦りは禁物だと自分に言い聞かせています。1年かけて走れなくなったのだから、元に戻るには1年以上かかります。当然のことです。焦って無理な練習をしてケガをしたのでは意味がありません。

ただ体重は2kgくらい落としたいところ。現在54kgで安定していますが、52kgになれば走りももう少しシャープになります。でも仕事のために走った後に糖質摂取をしているので痩せる要素が1ミリもありません。どうしたものかと思案中です。1時的に下がっても意味がなく、安定して52kgがいいので。

走る距離を伸ばせばいいのですが、それほど時間に余裕があるわけでもないのが貧困ライターの悲しいところ。そういう意味では借金を完済する年末までは練習量を増やすのは無理かもしれません。重たい体重と戻らないコンディションの中でどう走り続けるかを考えてみようかな。

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