「睡眠時間=6時間+練習時間」【寝ないなら練習する意味はない】

坂道でHIITをした直後に、完全にエネルギー切れを起こしてしまいました。食事はしっかりしていましたし、前日もジョグだけでしたのでエネルギー切れする要因がわからないのですが、確か昨日の朝の体重もいつもよりも軽く、お腹周りもなぜかすっきりしていました。

そしてさらに遡ること1日、寝ているときに右足ふくらはぎの側面を攣りました。マグネシウムはきちんと摂取しているので、ミネラル不足というのは考えにくいのですが、どうも自分の体で想定外の変化が起きているのかもしれません。ふくらはぎを中心に鍛えてきて、ふくらはぎに異変が起きている。

シンプルに考えればオーバートレーニングです。45歳という年齢を考えれば、この1.5ヶ月のトレーニング内容は確かにやりすぎ感がありました。しっかりと休養を入れずに高負荷のトレーニングもしていました。その結果、5,000mのタイムトライアルで残念な結果だったわけです。

ちょっと動ける体を手に入れてきたので、調子に乗っていたようです。以前も少し書きましたが、睡眠不足も影響しているのでしょう。以前よりもトレーニングをしているのに睡眠時間が減っている。これでいいコンディションを作れるわけがありません。私はずっと「睡眠時間=6時間+練習時間」と言ってきましたが、自分自身が守れていません。

あたり前のことですが、人間の体は休んでいるときに成長します。休まないと成長しません。理屈ではそれを分かっていても、ついつい睡眠をおろそかにしてしまう。スポ根世代なので、やればやるほど成長するものだと思い込んでいるようで、この思考からなかなか抜け出せずにいます。

この歳になると衰えるスピードが早いような気がしているのも、原因のひとつでしょう。3日に1回の高負荷トレーニングでは、間の2日に衰えてしまうのではないかという恐怖心。実際にはジョグをするので、そんなことはないのですが、やはり追い込んでないと不安になる。

いまどきのスポーツ漫画だと休養の大切さを説いていたりするのでしょうか?私はスラムダンクくらいで止まっているので、朝までシュート練習や1日1万本みたいなことで成長できると思い込んでいますが、最近の世代はそうではないことを願っています。きっとアスリートが休養の大切さをYouTubeなどで説明しているとは思います。

そういう動画を見たことはありませんが、それは私が見つけていないだけで、きっと休養の重要性をトップアスリートが語り、その動画を見た若い世代がケガをすることなく、疲労を溜めることなくすくすくと育っているとしたら、日本のスポーツ界の未来は明るいはずです。

最近は新谷仁美選手が痩せすぎについて語っていますが、現役のトップアスリートが言うことには説得力があります。私の「睡眠時間=6時間+練習時間」なんて素人の戯言なわけで、睡眠や休養の重要性を声を大にして語ってくれるアスリートが出てきてくれることを切に願っています。

願う前にまずは自分が実行することが大事なのですが。言い訳をすれば「貧乏暇なし」なわけです。借金を完済するまではこの状況は仕方ないこと。来年からは仕事量を20%くらい落とせますので、週休2日制にもできます。時間があると新しくやりたいことができるので、あまり期待はできませんが。

私たち人間は1日24時間ずつしか与えられないという点においては、すべての人が平等です。限られた時間をどう配分していくかというのは、きっと現代人に与えられた永遠のテーマなのでしょう。そしてマラソンに重きを置くなら、すべてに優先すべきことは睡眠時間の確保です。この数週間それを痛感しています。

すぐに改善できるわけではありませんが、仕事の効率化をして22時30分には寝れる環境を整えようと思います。ここ数日は睡眠時間を少し確保したら仕事の効率が戻ってきたので、ライティングにおいても寝たほうがいいのは間違いありません。少なくとも23時には就寝する。いやこの考えが甘いのか……ちょっと無理してでも22時30分就寝を目指します。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
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参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
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