トレイルランニングと筋肉痛【何かを得ると何かを失う】

  • 2021.03.20
  • (更新日:2021.03.19)
  • RUNNING
トレイルランニングと筋肉痛【何かを得ると何かを失う】

2日前にRUNNING STREET 365のシューズレビューのためにトレランをして、昨日は1日中筋肉痛でした。1年以上もまともにトレランをしていなかったので当然の結果ですが、以前とロードの走り方も違うので使わなくなった太ももの前側の筋肉が限界突破で階段を降りることすら怪しい状態。

きっとこれを2〜3回続ければ足の筋肉が順応するのですが、それはすなわちロードには必要のない筋肉をつけるということで、その筋肉はロードを走るときには錘にしかなりません。私のように筋肉が付きやすいタイプにとって、これはかなり大きな悩みのひとつです。トレイルを走りたいけど、そうするとロードが遅くなる。

トレイルを極めれば、太ももの前側の筋肉を使わずに走れるのかもしれませんが……まだそのイメージが1ミリも湧きません。大きな段差を乗り越えていくときや、下り坂での衝撃吸収などいろいろと太もも前側の筋肉を使っているので、おそらくトレイルを走る以上は前側の筋肉が付いてくるのは仕方ないこと。

いつも言っていることですが、この世の中はすべてを手に入れることはできません。何かを手に入れるということは何かを失うということ。もしくは何かを手に入れるチャンスを手放すということ。安定した給料と自由な働き方を両立させることは凡人には難しいように、ロードとトレイルを両立させることは私レベルでは無理でしょう。

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もっとも私はトレランの大会に出ることはこれからもありません。UTMFには憧れますが、UTMFに出るには他のレースに出てポイントを貯めなくてはいけません。トレイルを走るのは好きなのですが、レースにはほとんど興味がないので、わざわざポイントを貯めるためにレースに出るのもなんか違います。

UTMFというロマンには憧れているものの、どうも山の神様に嫌われている大会というイメージがあるので、本当に出たいかというとそうでもなく。私にとってトレイルは山の神様との対話するためのもので、ひとつの修行みたいなものだと思っています。体を鍛えるというよりは心を鍛えるための修行。

もちろん筋肉痛になるまで走るわけですから体も鍛えられますが、そこまで追い込める精神状態にもっていけるのがトレイルの魅力です。まだ残り10kmくらいあるのに足が重たくなって、それでも気持ちを切らさずにコツコツ進み続ける。ロードなら歩いていしまう状況でも、必ず走って抜け出そうとなるのがトレイルです。

ただ、そこで付いた筋肉はロードでは必要ないもの。これはとても悩ましい問題です。心を鍛えるために山に入ると足が鍛えられて、欲しくない筋肉がつく。人生はうまくいかないものだなと思うわけです。上手くいかないことを何とかするから面白いわけですが、いまのところ解決の手がかりはなし。

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しばらくはロードのレースがありませんし、タイムを狙うとなると2月の愛媛マラソンになるはずです。そうなると別にいま筋肉がついてもそれほど問題ありません。なのでとりあえずは夏前までトレイルを楽しもうかなと思います。ある意味オフシーズンということになるのでしょうか。

ロードで行き詰まらないために、春から夏にかけてトレイルを走る。筋肉がついても気にしない。それくらいの楽しみ方が私にはちょうどいいかもしれません。せっかく山まで走って5分のところに住んでいるのですから、山に行かないのはもったいない。これまでは気分で山に入っていましたが、これからはオフシーズンの楽しみということで。

仕事の状況にもよりますが、天気のいい日にふらっと行けるのがベストかな。今は4時間半かかっていますが、慣れてきたら4時間くらいで往復できそうな気もしますし。そうなれば1週間に1回くらいのペースで山に入れます。夏前には太ももの前側が必要以上に肥大化しているのでしょう。まぁそれはそれでいいでしょう。

両方は手に入らないならタイミングをズラして、それぞれに楽しめばいい。両方一緒に手に入れようとするから悩むわけです。きちんと自分なりに割り切って、どちらに重点を置くか決めればいい。正直ここまでの筋肉痛になるのが悔しかったりするんです。大山くらい軽く走ってこれる自分でありたいので、4月からはトレランメインで楽しむとしましょう。

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