三保の松原・薩埵峠ラン開催!【それでも僕らは走り続ける】

5月29日(土)に三保の松原・薩埵峠ランを開催することにしました。今回は世の中の状況を考えて、1泊ではなく日帰りイベントにしています。そのほうが参加しやすいかなと。ただし距離は40km弱で峠を越えるので、フルマラソン完走くらいの走力は必要です。途中でJRでエスケープできますけどね。

天気が良ければ富士山がきれいに見えるコース設定になっています。決して写真を撮りたいだけではありません。天気ばかりはどうなるのか読めませんしね。イベントはFacebookに立てています(https://fb.me/e/28Ewpy1ta)。興味があるという人はそちらから申込み、もしくは直接連絡ください。

清水駅集合で船を使って三保に移動。そこから陸路で三保の松原に移動し、薩埵峠を通って富士川も越えて富士にあるスーパー銭湯まで。旧東海道を組み合わせた歴史街道シリーズのひとつ。箱根越えと悩みましたが、私がまだ三保の松原に行ったことがなかったので。やっぱり走るなら初めての場所も走りたい。

由比で桜えびでも食べれればいいのですが、すでに桜えびは駿河湾では捕れないのだとか。でも海の幸が美味しいのは間違いないので、ランチ場所の候補をいくつか絞って美味しいものを食べようと思います。三保の松原から清水に戻ってきて、清水港で早めのランチでもいいかなと。

旅ランの魅力は美味しいものを食べることにあります。これだけは絶対に譲れません。美味しいものを食べてもらうことに関しては、ちょっとした執念みたいなものすらあります。万里の長城マラソンも「どこで食べるか」を最重要視しており、初めての北京という人でも食べ物には困らないようにしたいと考えてツアーを組んでいます。

どんな旅だって、おいしい食べ物があれば楽しいものになります。おいしい食べ物と美味しいお酒と会話。これさえあれば、どこを走るかなんて実はそれほど大きな問題ではありません。いや、それは言いすぎですがコースだけでは旅ランは成立せず、プラスアルファがあって初めて旅ランは完成します。

三保の松原も楽しみですが、薩埵峠からの富士山は絶景。不思議なことに私はこれまで薩埵峠で富士山が見えなかったことがほとんどありません。富士山が顔を出しているタイミングを考えると、そう多いわけではないはずなのに、これに関しては引きが強いようで、今回も晴天を期待しています。

ただ、静岡県に緊急事態宣言が出されたとなると、さすがに中止します。それに反抗してまでやるようなことではありません。別にクラスターになるのが不安というのではなく、地元の人にしてみれば気持ちのいいものではないので。緊急事態宣言の中を走るランナーの集団というのはネガティブな印象を与えます。

不毛な争いの種は積んでおくべきです。それは主催者としての責任であり、今後ランイベントを継続していくことを考えたときに、トラブルになることだけは避けなくてはいけません。トラブルそのものよりも、私のモチベーションが下がってしまいますので。ランイベントの主催者というのは基本損な役回りでモチベーションを維持するのが大変です。

世の中のランイベント主催者が途中で辞めていくのを何度も目にしています。辞める理由はそれぞれ違うのでしょうが、結局のところモチベーションの低下や情熱を維持できなくなったから辞めるわけです。だからわたしは、できるだけ情熱を込めないようにはしています。熱が冷めたら終わってしまうので。

モチベーションはどうしようもありません。これがないとそもそも開催しようと思えませんが、意外と簡単なことでやる気は失われます。主催者は面倒なことばかりでその場で報われることもありませんし。ではなぜ続けるのか、それは努力を続ける理由と同じです。その場で報われなくても、どこかで必ず報われるから。

今回、三保の松原・薩埵峠ランを開催することが、将来どこかで活きてきます。もちろん、走っているときは自分自身も楽しめますしね。特に今回は宿泊なしなので、前回のようにお酒で失敗することはありません(たぶん)。いい旅ランになると思いますので、予定がないよという人はぜひ一緒に走りましょう。

三保の松原・薩埵峠ラン申込み
https://fb.me/e/28Ewpy1ta

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